暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜Another story〜
現実世界
第150話 記念パーティ開催
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特にリュウキ関係では尚更だ。
でも、リズのように積極的に刺激したりはしないけれど。
「……本当に楽しそうだな」
リュウキは、3人を見ながら微笑んでいた。確かに、誰かに見られたと言う意味では恥ずかしいものがあるだろう。だけど、それが知り合いであれば、効果は半減すると言うものだ。リズに関しては色々と相談に乗ってもらっている事も多かったのも事実だし、シリカの事も信頼をしている。……シリカとレイナは少なからず、色々とあった様だが、今はまるで問題無い様だ。
ちなみに、それは勿論、シリカに関しては、指輪の件であり、いつかそのお話を語る日もくるだろう……、と言ってみたりしておく。
「……リズ」
「ん? なーに?」
ぽかぽかぽか〜っと、胸元を叩いてくるレイナを抑えながらリュウキの方を向いたリズ。
そして、この時のリュウキの言葉で場は更に騒がしい事になる。
「その……、れい、レイナとそんな……// ふ、不純な事なんか……し、してないっ!」
―――……場の空気が一瞬凍りついた。
幾ら柔らかくなり、笑顔も見せる様になったリュウキとは言え、恥ずかしそうな表情を見せるのは結構希少だ。そして、レイナも同じ様だった。いや、同じ様……どころか、レイナはリュウキの倍は顔が真っ赤になっていき、ぼひゅんっ!っとまるで目に見えるかの様に頭の上で茸雲が沸き起こってしまっていた。
「「……ぷっ!!」」
リズとシリカの2人は 思わず吹き出してしまっていた。確かに、羨ましすぎる関係であり、傍から見ても超お似合いと言える2人だ。だからこそ、嫉妬と言う感情も勿論持ち合わせていた。(と言うか、さっきまでそんな視線で2人を見ていた)
だけど、2人を見ているとそれ以上に……。
「もーー/// 2人ともっ笑わないでよっ!! りゅ、リューキくんっ!!」
「お、俺は、本当の事、言っただけで……」
レイナとリュウキのやり取りを見て更に笑いに包まれるのだ。
「あははは! 笑うなって方が無理でしょ? こんなの聴かされたらさ??」
「そ、そうですよぅ! こ、こんなの無理ですっ!」
すっかり最初の嫉妬感は綺麗に消え失せてしまっている。この2人を見ていたら、本当に笑顔になる。
だからこそ。
今日のオフ会はとても楽しみにしているのだった。
それは、キリトが約束をしていた場所でもあった。アスナの情報を得る切欠になったのがエギルだった。そこで、キリトは宣言したのだ。
無事に、アスナやリュウキを見つける事が出来たら、『ここの場所でオフ会をしよう』と。
だからこそ、皆はそこで予約をしたのだ。
「スグはエギルと会った事あったっけ?」
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