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ソードアート・オンライン〜Another story〜
現実世界
第150話 記念パーティ開催
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《リズベット》事、篠崎里香。そして、もう1人も同じSAO生還者である《竜使いシリカ》事、綾野佳子だ。
『で、でも! 趣味が悪いですよっ! 覗くうえにそんな事するなんてっ』
『だいじょーぶだいじょーぶ。ただのスキンシップだって。向こうじゃこんな感じだったし? キリトとアスナと違って、レイとリュウキは、大丈夫でしょ。ただただ、友達として、『一緒にご飯でもどう?』って誘いに行くだけだって』
『それ……、どう聞いても、『邪魔しに行く〜』としか聞こえないんですけど……』
『なら、シリカはお留守番しててね? あたしだけでも行ってくるからね〜』
リズは、そそくさとこの場から立ち去る準備。
握りつぶしたジュースを 片手で燃えるゴミ用ゴミ箱へと見事な放物線を描きながらシュートを決めると立ち上がった。そんな姿を見たシリカも黙っていられるわけがない。
『うぅ、そんなのズルいですっ! あ、私もいきますっ!』
『ほーら、気にしてるじゃん』
慌てるシリカをリズは一頻り笑うと、屋上へ2人して向かっていった。
そして、屋上へと到着して……2人の姿を目の当たりにしてしまったのだ。
それは、キリトとアスナ達と負けずと劣らないイチャイチャっぷり。
そう、リズは、すっかり忘れてしまっていたのだ。
レイナの事は勿論、たまにリュウキの事もからかって遊んでいた印象が結構高かったからだろうか、この2人もキリト達に負けないくらい……?いや、それ以上だと言う事を思い出したのだ。何せ、2人はキリト達よりも早く結婚をしているし、色々と相談に来た時の結末も大体決まっていたんだ。
つまり、いつも通りのセリフを言って終わりだと言う事。歯の浮くようなセリフでいつも終わりだと言う事。
「け、けしからん、けしからんなぁ! こ〜んな誰もいない様な場所であんなにくっついて……っ! ったく、似た者同士過ぎるでしょ……っ」
「うぅ……。リズさんが言い出した事って、殆どこんなのばっかりです……」
「コラ! 余計なお世話っ!」
シリカが項垂れている所に軽くゲンコツを落とすリズ。シリカが言う、『リズが言い出した事』についさっきも話に出てきていた。
リズが想っている相手は、キリトだ。……多分。
シリカは、2人の間で揺れてはいるものの、現時点ではリュウキだった。……多分。
2人して、色々とお悩みがあるのだ。それだけ、想う相手がいろんな意味で凄すぎるから。……悩んで、悩んで、そして恋せよ乙女達、と暖か〜く見守ってあげるのが良いだろう。
それはさておき、まずキリトやリュウキと再会したのは、リズが先だった。
どうやって調べたのかは、リズには判らなかったが、キリトから突然のメールが来た。それを見たリズは
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