第3章「共闘」
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ります」
アンジュ達が近付くドラゴンに戦いていると、そのレシーバーに長曽我部の声が響き、それとほぼ同時にスーパーX3がアンジュ達の上空を通過してドラゴンに向けて前進して行った。(BGM・スーパーX3マーチ)
「……す、スーパーX3!?」
「……ま、また、助けてくれるの?」
ミランダとココが驚きと戸惑いの表情で呟いているとドラゴンは接近してくるスーパーX3に向けて光線を発射したが、スーパーX3は光線の直撃を物ともせずにドラゴン目掛けて急加速して行った。
「ターゲット、ロックオン」
スーパーX3のコクピットではドラゴンをレティクルに捉えた藤田が静かにその事を告げ、それを受けた長曽我部はドラゴンを見据えながら号令を発した。
「フォックス1(ワン)ファイヤー」
「了解(ラジャー)フォックス1(ワン)ファイヤー」
長曽我部の号令を受けた藤田は鋭い口調で復唱しながらトリガーを操作し、スーパーX3の超低温レーザー砲から超低温レーザーが発射された。
発射された超低温レーザーはドラゴンを直撃するとその体躯を一瞬の内に凍りつかせてしまい、凍りついて墜落していくドラゴンの上空をスーパーX3が静かにフライパスして行った。
「……や、やっつけちゃった」
「……す、凄……い」
「……い、一体何なんですの、あの機体は?」
一撃でドラゴンを葬り去ったスーパーX3の姿を目にしたアンジュ達は驚愕の表情で呟きをもらし、ドラゴンを撃墜したスーパーX3は緩やかに旋回してアンジュ達の所へと向かった。(BGM終了)
パラメイル第一中隊
ココ達を救援してドラゴンを一撃で撃墜したスーパーX3、その光景ドラゴンを駆逐中の第一中隊からも確認されており、サリアは旋回するスーパーX3を姿を驚愕の表情で見詰めながら呟きをもらした。
「ドラゴンの攻撃を寄せ付けない強固な装甲に加えてスクーナー級を一撃で丸ごと凍りつかせる冷凍光線……本当に、一体、何なのよ、あの機体……」
「……やはり、そう動いたか、長曽我部二等陸佐」
サリアが呟いていた後にゾーラが機銃でドラゴンを撃墜した後に静かに呟き、それを耳にしたヒルダは剣でドラゴンを切り裂いた後にゾーラに向けて声をかけた。
「ゾーラ、まさか、こうなる事を……」
「……あいつは最初に生娘どもを助けた時もあたし等中隊主力の救援が間に合わないと見るや即座に行動を開始して生娘どもを助けていた、高い現状認識力と判断力と決断力、やるじゃねえか、ますます気に入ったよ、サリア、スーパーX3との通信周波数を送ってくれ」
「い、イエス、マム」
ドラゴンが第一中隊の猛攻に耐えかねて一度退却するのを確認したゾーラはヒルダの
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