二話
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ス、バムトがホークと騎士団の一人のアリオーニを抱えて崖から上がってきた。しかし、バムトはメリオダスが軽い女の子一人だけ抱えていったことに不服のようだ。
ツイ「お前たち何を勝手に生きておる!?ワシの死亡決定を変更するでないわ!」
ホー「勝手に決定すんな!」
メリオダスが少女に小さな声で話しかける。
メリ「おい・・・起きてるか?」
女「う・・・ん」
メリ「よし!オレが合図したら森に向かって走れ!」
女「え?あ、はい!」
バム「オレは足止めをする。」
メリ「任せた!」
女「そ、そんなの無茶です!」
ツイ「・・・・・!」
ツイーゴが少女を見て何かに気づく。
ツイ「これはワシも運がいい・・・その耳飾りの紋章は王家のものだ。つまり御身は・・
・・・決定!エリザベス王女!」
メリ「エリザベス・・・」
バム「王女?」
ホー「エリザベス王女っつったら・・・王国の第三王女様じゃねーか!?」
エリ「・・・・・」
ツイ「御身には王国から捜査指令が出されていましてな。生きたまま捕らえよとの命令ではありますが・・・・・事故死なら致し方ないでしょうなぁ?」
ツイーゴから殺気が放たれる。それと同時にバムト以外の三人が駆け出す。
バム「行けっ!」
メリ「行くぞ!」
エリ「私はまだ捕まるわけには・・・諦めるわけにはいきません!」
バム「よしっ!お前の相手はこっち「決定ーっ!!事故死っ!!」あっ!おいっ!」
ツイーゴはバムトに目も向けず三人に向かって斬撃でかまいたちを飛ばす。なんとかメリオダスがエリザベスに覆いかぶさり避ける。みんな無事のようだ。
メリ「ホークも無事だな。」
ホー「この豚串状態が無事だと・・・・うわああん!おっ母ー!」
ホークの背中には木の枝が刺さっていた。ホークは泣きながらどこかへ駆け出す。ツイーゴもさすがに豚は眼中になく見逃す。
エリ「おねがい・・・あなたたちだけでも逃げてください!もう逃げ切れません!」
メリ「どのみち、ありゃオレたち全員殺す気だぞ。」
エリ「どうして・・・・私、嬉しかったんです。たった一人で七つの大罪を探す旅に出て
・・・・旅なんてしたことなかったからすごく不安で・・・・誰を頼ることもできなくて
・・・・なのに、あなたたちはどこの誰とも知らない私にやさしくしてくれて・・・・・だから、私は名前も知らないあなたたちを、これ以上・・・・巻き込みたくない!」
メリ「・・・・・・・メリオダス!それがオレの名前だ。」
エリ「メリオ・・・ダス?え・・・うそ、まさか・・・だって、その姿はまるで・・・子供・・・」
エリザベスは名前を聞いた時に見た。メリオダスの肩にあるシンボ
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