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IS〜もしもの世界
11話
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的な訓練をしましょう。相手ならこのわたくし、セシリア・オルコットが務めさせていただきますわ。なにせ専用機を持ってるのはまだクラスでわたくしと一夏さん、泰人さんだけ!なのですから」



「いやなら泰人でもいいじゃん。まあ、否定はしないけどな」




「俺はセシリアと二人でしてくれて構わないぞ。セシリアも二人きり。のほうがいいもんな?」




「??。ま、まあ、そうですわね。」






「まあ、やれるだけやってみるか」



「やれるだけでは困りますわ!一夏さんには勝っていただきませんと!」



「そうだぞ。男たるものそのような弱気でどうする」



「織斑くんが勝つとクラスみんなが幸せだよー」









セシリア、箒、クラスメイトの順に一夏に言っていく。
そうゆう俺も一夏が負けてしまうのもなんか癪なんで訓練の指導位はするつもりだが、





「今の所の専用機持ちのクラス代表って一組と四組だけだから楽勝だよ!」


「おう」








一夏は場の雰囲気を壊さないようにそう、返事していたが・・







「その情報、古いよ」





と、入口のドアにもたれかかりながら喋っている人ーってあのときの中国人じゃないか。





「二組も専用機持ちがクラス代表になったの。そう簡単には優勝できないから」



「鈴・・・?お前、鈴か?」



「そうよ。中国代表候補生、凰鈴音。今日は宣戦布告に来たってわけ」



「何格好付けてるんだ?すげえ似合わないぞ」


「んなっ・・・!?なんてこと言うのよ、アンタは!


「そうだぞ。ははは。あんまり言ってあげんなよ、可哀想だろ。はははは!」



「あんたは笑いすぎなのよ!ってあのときの男じゃない!」







どうやら軽い興奮状態にあるようだ。と、織斑先生



「おい」


と言うが、全然分かってない鈴は



「なによ??」





と、言った直ぐにバシン??ときつい一撃を鈴の頭に繰り出していた。





「もうSHRの時間だ。教室に戻れ」

「ち、千冬さん」

「織斑先生と呼べ。さっさと戻れ、そして入り口を塞ぐな邪魔だ」

「す、すみません」







そうしてやっと戻るのかと思いきや、去りぎわに「また来るからね。逃げないでよ、一夏!」
と言って教室までダッシュしていた。その物言いに、一夏はなんで俺が逃げるんだよ。と呆れた顔をしていた。












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