11話
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意外と大人しいと思ってたけど色々考えてるんだね?」
「何のことやら」
「そんな君に特別に先生達の評価を教えてあげるよ。織斑先生からのね。」
「・・聞くだけ聞きましょうか」
「ふふふ、素直な子は好きよ私。ーじゃあ言うわね。周りから見るとまだ未知数だけど、織斑先生とか山田先生からは面白い奴とか期待出来る生徒らしいわよ。」
山田先生にはばれてないが織斑先生にはばれてそうだな。おれのあの機体の性能とかが、
「ごめんね、長話になっちゃってじゃあ専用機持ちでカメラ撮るから来てくれる?」
「拒否(ないわよ)…ハイ」
「ーあーでもセシリアと一夏の二人のほうが絵になると思いますよ、あと面白そうだし。」
「・・・それもそうね。じゃあそうしよう!泰人くん手伝ってくれる?」
「(この場から逃れられるなら)いいですよーもちろん」
そうして俺はなんとか黛先輩の気をそらしてこの場を凌いだ。(一夏は犠牲となった)
「あ、織斑くん枢木くんおはよー。ねえ、転校生の噂聞いた?」
「転校生?今の時期に?」
「俺も初耳・・・ではないな」
「泰人なんか知ってんのか?」
「いや、昨日お前の知り合いっぽいやつがいたからさ」
「ちなみに、中国の代表候補生なんだってさ」
「ふーん」
一夏はあんまり気にしてないのか適当な返事をしていた。
とまあ、代表候補生という言葉を聞いたのか俺たちのクラスで唯一代表候補生なセシリアさんが話しかけてきた。
「あら、わたくしの存在を今更ながらに危ぶんでの転入かしら」
セシリアの腰に手を当てながらのポーズは今日も決まっていた。
「このクラスに転入してくるわけではないのだろう?騒ぐほどのことでもあるまい」
さっきまで自分の席にいたはずの箒がいつのまにか一夏のぞばに来ていた。やっぱり転校生と聞いて寄ってきたみたいだ。
「む・・・気になるのか?」
「ん?ああ、少しは」
「ふん・・・」
一夏の反応に箒の機嫌は悪くなった。凄くムスッていう感じに。
そんな箒をよそに俺は一夏に、
「そんな事気にしてて大丈夫なのか?来月クラス対抗戦なんだぞ?」
「そう!そうですわ、一夏さん。対抗戦に向けてもっと実践
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