―終局―
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、感傷に浸っている暇はない。その日常を取り戻す為に、今戦っているのだから。
「さらに装備魔法《リビング・フォッシル》を発動! 墓地からモンスターを蘇生し、このカードを装備する。蘇れ、《チューン・ウォリアー》!」
装備魔法《リビング・フォッシル》の効果により、《チューン・ウォリアー》が再びフィールドへ蘇生される。装備魔法《リビング・フォッシル》は、蘇生させ装備したモンスターの攻撃力を1000ポイント下げ、その効果を無効にしてしまうが……シンクロ素材にするには、何の制約もない。
「永続魔法《コモンメンタルワールド》を発動し、俺はレベル2にした《チューニング・サポーター》に、レベル1の《チューニング・サポーター》、レベル3の《チューン・ウォリアー》をチューニング!」
永続魔法《コモンメンタルワールド》を発動した後、《サイバー・ブレイダー》以外の四体のモンスターがシンクロ召喚へと移行する。《チューニング・サポーター》はシンクロ素材になる際、任意でレベルを2に変更できる効果を持つ。三体の内一体だけレベルを上げると、他のレベル1の二体、さらにレベル3の《チューン・ウォリアー》でシンクロ召喚の素材にならんと、天空で光り輝いていく。
「集いし願いが新たに輝く星となる。光さす道となれ! ……シンクロ召喚!」
光の輪となった《チューン・ウォリアー》が三体の《チューニング・サポーター》を包み込み、一際強く光輝くとともに新たなモンスターが現れる。そのシンクロ素材のレベルの合計は、《チューニング・サポーター》の効果により、7――
「現れろ! 《パワー・ツール・ドラゴン》!」
黄色のボディを持つ機械竜がシンクロ召喚され、その中に巣くう竜が雄叫びを放つ。自分がシンクロモンスターの中で最も信頼しているカードであり、その信頼に違わぬ安定性を持った効果を持っている。まずはその効果を発動する……前に、シンクロ素材となった《チューニング・サポーター》の効果が発動する。
「《チューニング・サポーター》はシンクロ素材となった時、カードを一枚ドロー出来る。よって三枚のカードをドロー! ……さらに《コモンメンタルワールド》の効果を発動!」
《チューニング・サポーター》それぞれの効果が発動することで、三枚のカードをドローしながらも、間髪入れずに《コモンメンタルワールド》の効果の発動を宣言する。この永続魔法はシンクロ召喚に反応して発動する……!
「シンクロ召喚に成功した時、相手ライフに500ポイントのダメージを与える!」
《パワー・ツール・ドラゴン》のシンクロ召喚時に発生したエネルギーの余波が、刃となってアモンを襲う。それをアモンは避けようともせず、刃はアモンの頬を切った。
アモンLP4000→3500
「まさか、
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