第1話 勇者 再び帰還
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、ビスコッティ国立学院主席研究員 リコッタとオンミツ隊筆頭 ユキカゼ、更に親衛隊長 エクレールの出迎えを受けていた。
シンク『リコ,ユッキー、久しぶり??』
リコッタ『はは♪』
ユキカゼ『再会出来て嬉しいでござる??』
シンク『うわっ??』
≪ドサッ??≫
リコッタとユキカゼがシンクに抱き付いた事で、シンクは床に倒れ込む状態となった。
シンク『はは、リコにユッキー、くすぐったいって。』
ユキカゼ『良いじゃないでござるか、減る物じゃないでござるし♪』
リコッタ『っで、あります♪』
エクレール『2人共、早くしないか、もうすぐ【戦】の時間だぞ??』
シンクといちゃつくリコッタとユキカゼに嫉妬して、エクレールは2人を咎めた。
シンク『はは、相変わらず堅いね。エクレは。』
リコッタ『エクレはさっきまで、勇者様が来るのを今か今かと待ち望んでいたでありましたよ。』
ユキカゼ『でござる。』
エクレール『??ち、違う??私はその…親衛隊長として、姫様が無事戻って来るのをだな……///??』
シンク『解ってるよ、エクレ。心配させてゴメンね。≪なでなでっ≫』
エクレール『///??わ、解れば良いんだ……///。≪フリフリッ≫』
しかし、リコッタに言い返されたエクレールは動揺して言い訳しようとしたが、シンクに頭を撫でられたエクレールは頬を赤くし、更に尻尾を振って恥じらいながらも落ち着いた。
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≪ヒュルルルル…バンバンッ??≫
その時、大きな音がしたと思うと空に花火が上がっていた。空は雲一つ無い快晴の空、【戦】に丁度いい天気である。【戦】の始まりを示す花火である。
ミルヒ『さぁ、始まりましたよ。』
エクレール『さあさあ、準備を済ませてサッサと行くぞ。今回の場所はフィリアンノ・レイク・フィールドだ。』
リコッタ『勇者様が始めて召喚された時の戦場であります。』
ユキカゼ『っでござる。』
シンク『そうなんだ。それじゃあ、準備を済ませたらフィリアンノ・レイク・フィールドにGO??』
ミルヒ,リコッタ,ユキカゼ,エクレール『おお〜〜??』
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レオ閣下『おお、始まったな。ではナナミよ、手っ取り早く戦場に行くぞ??』
ナナミ『おお〜〜??』
レオ閣下『お前も準備しろ、“シャンディー”。』
『いつでもどうぞ。』
レオ閣下の言葉に、シャンディーと呼ばれた者が始めて口を開いた。
言い方は男性っぽいが、声は透き通るようなソプラノだった。
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クーベル『ついに始まったぞ??ではレベッカ、ダッシュで戦場に行くぞ??』
レベッカ『はい??』
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3国の勇者,領主等の主役は自信たっぷり。その後準備を終えたシンク達は、真っ直ぐ戦場へと向
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