10話
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いやーやっぱ女の人って誰かを好きになるとこう態度って変わるんだなーほんと分からん。
まあ、
「ほんと、一夏は幸せ者だなー」
「ちょ、ちょっと泰人さん??」
「やっぱこうやってからかうのおもしろいわー」
といいながら俺はセシリアに向かってニヤニヤする。だがなんとか赤い顔をしたまま若干落ち着きを取り戻したセシリアは、
「い、一夏さん、よろしければまた放課後に指導してさしあげますわ。そのときはふたりきりでー」
「一夏っ!いつまでそんなところにいる!早く降りてこい!」
下で箒が山田先生からインカムをひったくって一夏に怒声を上げていた。すこし一夏に同情するな。
「織斑、オルコット、枢木、急下降と、完全停止をやって見せろ。目標は地表から十センチだ」
「了解です。では一夏さん達、お先に」
いってすぐさまセシリアは地上に向かう。綺麗に下降していく姿に一夏が
「うまいもんだなぁ」
「ほらセシリア終わったぞ先行ってていいぞ」
「じゃあいってくる」
そういって急下降していく一夏を見ているが、あれはーうん、案の上一夏はグラウンドに激突して大きな穴を当てていた。
まるで隕石が落ちていくような穴の開き方だ要練習だな。
「最後、枢木来い。」
「了解」
とすぐ垂直に下降し、丁度10センチに危なげなく停止できた。
「・・・・・・」
なんかみんながこっちを、見ているので凄い何かやらかしたか気になる。
「えーっと何かやらかした?」
「・・・あ、いや何もない」
織斑先生が珍しく歯切れが悪いのでさらに気になる。
「なんか枢木くんが降りてくるとき神様が降りたような気がしたんですよ!」
「いやそう言われわーましても、ただ言われた通りやっただけなんですがね」
「次に移る。織斑、武装を展開しろ。」
「は、はい」
そう言うと、一夏は3秒くらいで「雪片弍型」を出した。
「遅い0.5秒で出せ」
「セシリア、枢木、武装を展開しろ。」
「「はい」」
この声と共に俺は右手を一振りしている間におれの刀ー草薙の剣を呼ぶと少しの瞬きの光とともにしっかり握られていた。
セシリアも成功しているがなんかまさに、召喚って感じの呼び出し方だった。
「セシリアは枢木
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