カグラvs.ユキノ
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光輝く鍵を空に掲げる。そこから魔法陣が現れ、鰻のように長い体の魚が2匹姿を現す。それもかなりの大きさで俺たちの何倍もあるみたいだ。
「「ギョッ!!」」
2匹の巨大魚はカグラさんへと襲いかかる。カグラさんはそれをジャンプして一匹目を避ける。しかし、そのジャンプしてカグラさんにもう一匹が突撃する。
「きゃああああ!!」
「大丈夫だって」
「そんなに心配しなくていいですよ」
「よーく見てごらんよ、ほら」
人魚の踵のベスさんがカグラさんがやられてしまったと思ったのか顔を覆い隠す。それに対しフードの人とソフィアさん、リズリーさんが闘技場を見るように言う。
カグラさんはピスケスの攻撃をさらにジャンプして交わしていたのだった。
ピスケスはさらにカグラさんに攻撃をいれようと襲いかかるがカグラさんはそれを空中で次々に交わしていく。
「うおっ!!すげぇな!!」
「最低限の動きで攻撃を交わしてやがる」
「まるで重力がないみたいに動きますね」
「色んな人がいるんですね」
ナツさん、グレイさん、俺、ウェンディがカグラさんの動きに感心している。
「ピスケスか・・・」
ルーシィさんがユキノさんの星霊を見ながらそう呟く。その間もカグラさんはピスケスの動きをいとも容易く避けている。
「へぇ、やるじゃん」
「伊達に一ギルド最強の称号を持ってるわけじゃないってことか」
スティングさんとグラシアンさんがそう言う。
「なーに、大したことないですよ。避けてばっかりじゃないですか」
「全然攻撃してこないよね」
「フローもそうもう」
3匹のエクシードたちもそんな話をしている。
「まだまだ様子見。人魚の踵最強をなめちゃいけないよ!!」
リズリーさんが避け続けているカグラさんを見てそう言う。
『おおっと!!黄道十二門ピスケスの猛攻を軽く交わしております!!』
『さすがだね』
『COOL!!』
なおも続くピスケスの攻撃。それを見たユキノさんは次なる手を射つ。
「身軽に交わすのであれば、その足を止めてしまえばいいだけのこと」
ユキノさんはピスケスの鍵に加えてもう1本別の鍵を手に持っている。
「二体同時開門!?」
「残る1本の黄道十二門ってことですよね?」
ルーシィさんが黄道十二門のうちの10本を所有しているんだから、ユキノさんが2本の黄道十二門の鍵を持っているからすべての黄道十二門が揃ったことになる。
「開け、天秤宮の扉、ライブラ!!」
現れたのは女性の人型の星霊で手に天秤用の皿を持ち、少し露出の多めな格好の星霊だった。それを見た観客たちは大騒ぎである。バトルとは別の意味で。
『こ・・・これはまた美し
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