カグラvs.ユキノ
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ユキノさんにセクハラできないことにがっかりとしていた。てかカグラさんが負けるなんて心配は微塵もしてないんだ。それだけ信頼してるってことか?
「その覚悟が誠のものなれば、受けて立つのが礼というもの。よかろう。参られよ」
カグラさんもこの命を賭ける戦いを承諾してしまう。
「マジかよ!?」
「命賭けるってことは、負けたら死ぬってことかよ!?」
「大丈夫なの?」
カグラさんが賭けを承諾したことにより会場に緊張が走る。
『さぁ、大変なことになりましたね。一体どうなってしまうんでしょうか?』
『う〜ん・・・』
『COOL・・・じゃないよこれ!!』
実況席の3人も動揺しているらしく、少しコメントにキレがないように感じる。
「剣咬の虎の前に立ったのがあなたの不運」
ユキノさんはそう言うとあるものを取り出す。
「ルーシィさん、あれって・・・」
「あの子、星霊魔導士!?」
ユキノさんが取り出したのは金色の鍵。ルーシィさんが所有している星霊の鍵と同じものである。
ユキノさんはそれを右手に持ち、横に上げると金色の鍵は光を放ち始める。
「ほう。金の鍵、黄道十二門という奴か」
ユキノさんの持っている鍵を見てカグラさんがそう言う。
「開け、双魚宮の扉・・・」
「どんな星霊さんなんですか?」
「さぁ?この前星霊界にいった時は居なかったと思うんだよね」
ユキノさんが星霊を召喚しようとするところを見てウェンディがルーシィさんに質問するが、いくら同じ星霊魔導士といえど、さすがに所有者じゃないルーシィさんにはわからないようだ。
「パターンから察するに、こんなところだろう」
エルザさんの想像したのは顔がお魚の体は人間の形をした、いわゆる半魚人みたいな星霊だった。
「ちょっと気持ち悪いですよそれ」
「ちょっとっていうか相当だけどね」
エルザさんの想像にウェンディと俺がそう言う。
「いや、双子宮のジェミニみてーのもいるからこんな感じじゃねぇか?」
「あぁ・・・なんか当たってそうな気がする・・・」
グレイさんが想像したのは鮫の着ぐるみを着た双子の星霊。確かに双魚宮って言ってたし、2匹出てくるのかも・・・
「ハッピー喜ぶだろうな・・・」
「魚ですらないですよ、それ」
「どう見てもプリンじゃないですか・・・」
ナツさんが想像したのは赤いマントを羽織ったプリン頭の星霊。間違いなくこれはないな。
「シリル、ウェンディ、一々そいつに突っ込むな。バカが移るぞ」
「りょ・・・了解です」
グレイさんもナツさんの想像した星霊に呆れながらそう言うので俺は力なく返事をする。
「ピスケス!!」
ユキノさんは
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