第二十八話 河合大尉!作者は麻雀を一切知らない!!その十二
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「じゃあやるか」
「それじゃあな」
「行くぜ俺達の麻雀における必殺技」
「必殺技って言っても何度も言うが作者は麻雀を一切知らないぜ」
「だから俺達が何をしているのか作者もわからない」
「わからないまま書いてるんだよ」
実にいい加減なことにだ。
「それでもストーリーは動く」
「そう、ストーリーは動くけれどな」
しかしというのだ。
「止まるものはある!」
「といっても今回は時間じゃねえぜ!」
「時間と止める必殺技はそのうちやる!」
「しかしそれは今じゃねえ!」
「止めるのは日帝衆の暴挙だ!」
「あの半島への再併合は許さねえ!」
二人は自分達が戦う本来の目的は忘れていなかった、尚作者もそのことはとりあえずは頭の中に入れて書いている。
「喰らってくたばれ!」
「俺達の必殺技!」
麻雀で必殺技である。
「それがこれだ!」
「見やがれ!」
二人共柱の男の様にポーズをしつつ空中に飛び上がりつつ叫び。
そしてだ、空中で牌も動かして技の名前を叫んだ。
「麻雀の最大奥義!」
「水滸伝!」
名前は適当である。
「由来は麻雀の起源の一説だ!」
「本当かどうか知らないけれどな!」
太平天国の乱の時に太平天国の兵士達が水滸伝の一〇八人の豪傑達の絵が描かれた札でゲームをしていたのがはじまりだという、真相はどうかわからないが。
「それを見せてやる!」
「見ろ俺達のこの技!」
「ロン!リーチ!ツモ!」
この言葉の意味もだ、作者は実は知らない。
「これでどうだ!」
「これが俺達の締めだ!」
二人のあがりはというと。
「大三元!」
「俺もだ!」
二人同時にこれを出した、これで決まりだった、着地して卓に戻ってから出した技だ。
「どうだ、これで!」
「これ以上はないだろ!」
「くっ、これは」
「最早」
瞬も河合も二人の大三元を見て苦い顔になるしかなかった、二人の牌の状況を見てもだ。それはとてもだった。
そしてだ、河合は瞬に苦渋の顔で述べた。
「大将、これは」
「はい、二人共大三元ですし」
「これではです」
「敗北を認めるしかありませんね」
「はい・・・・・・」
苦い顔の言葉のまま言う。
「そうとしか申し上げられません」
「そうですね」
瞬は俯いてはいなかった、だが。
表情は苦い、それでジャスティスカイザーの二人にこう言った。
「私達の負けです」
「よし、今回も勝ったぜ」
「俺達の勝利だ」
「やっぱり麻雀は最高だぜ」
「俺達特にギャンブルだと強いからな」
二人は瞬の言葉を受けて勝ち誇り実に嬉しそうに言うのだった。
「正義は今回も守られた」
「俺達の勝利によってな」
「じゃあいつものあれやるか」
「ああ兄貴、何時でもいいぜ」
二人は喜
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