第二十八話 河合大尉!作者は麻雀を一切知らない!!その十
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「店の前に犬のうんこ置いてやる」
「おもちゃのゲロとかな」
「あと店の中にクマンバチ入れてやるか」
「俺達は倍返しが基本だからな」
「明日にでもやってやる」
「楽しみにしてろよ」
「全部聞いたぞ、おい」
後ろからその口髭を生やした太ったおじさんが出て来た、髪の毛は白いものが混ざっている、名前を小野さんという、勿論モブだが声優さんは小野大輔さんが望ましい。
その小野さんがだ、二人に小野大輔さんの声で言う。
「そんなんしたら刑事告訴するぞ」
「へっ、証拠は残さねえから安心しな」
「俺達そんなヘマしないからな」
「何があってもな」
「ばれなきゃいいんだよ」
「あとあんた華僑の人だよな」
「そうだよな」
二人はここで小野さんに問うた。
「苗字小野さんだけれど」
「日本風に変えたのか?」
「わしは娘婿だ」
小野さんはこう二人に答えた。
「二人兄妹の妹の方にな」
「ああ、じゃあ分家か」
「分家筋か」
「華僑の家に婿入りした」
「そうした人か」
「そうだ、義兄さんが本家筋で横浜の本店を経営していてだ」
雀荘のそれをというのだ。
「わしはこっちをやっている」
「そうか、じゃあおっさんは日本人か」
「そうなるんだな」
「しかし中華街にいる、中華街に住んでいるのは華僑の人だけではない」
中国人か中国にルーツのある人だけではないというのだ。
「色々な人がいるからな」
「そのこともわかったな」
「ああ、中華街っていっても華僑の人だけじゃないか」
「華僑の人の街であっても」
「色々な人がいるんだな」
「そうだ、あとまた言っておくが」
小野さんが二人に釘を刺すことはというと。
「御前等未来永劫出入り禁止だ」
「くそっ、人を犯罪者扱いしやがって」
「絶対に店の前に犬のうんこ置いてやる」
「酔ったら店の前にゲロ吐いておいてやるからな」
「俺達が執念深いってこと忘れるな」
「容赦しねえからな」
「その言葉の何処にヒーローらしさがあるんだ」
小野さんも二人の中指を突き立てての主張に呆れるばかりだった、もっともそれを主張と言っていいのならだが。
「御前等霊的に生まれ変われ」
「へっ、そんな言葉jは法皇さんに言われても応えないぜ」
「ローマ法皇さんにな」
「教会が何だってんだ」
「俺達は正義のヒーローだぞ」
つまり正義のヒーロー>>越えられない壁>>>ローマ=カトリック教会だというのだ。
「ヒーローの前には教会もあるか」
「そんなのねえだろ」
「教会も俺達のこと止められるか」
「親父でも誰でも連れて来い」
「五月蝿い、この神の敵が」
その神父が出て来て二人を特大の銀の十字架でぶん殴った、中華街の近所の教会の神父さんである杉田一郎さんだ、尚声は作者が大好きな杉
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