【ソードアート・オンライン】編
093 彼らから見た主人公
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が7〜8秒台とは笑えない。
性格は、その容貌とは打って変わって、温和で気さく。本当に″「っている時は手を差し伸べてくれるタイプである──かと云って、男子同士の下世話な話にも交ざる事が出来る。……それが所謂ギャップ萌え≠ノなるらしく、それがまたモテる理由の一因となっている。……俺も真人兄ぃには頭が上がらない。
財力はそもそも升田家≠ェ、うち──私立であり中学の順位を鑑みても、それなりの資産家であるらしく、そこらは無問題である。……真人兄ぃ自体は倹約家である──と云うよりかはムダな出費を好まないタイプであり、やはりそれもまた女子に好印象を与えてる模様。
……更にそもそもな話、うちの中学自体が政治家──ないしは大手企業の社長の子息令嬢が通っている様な名校≠ネので、この中学に通えているという事自体が金持ち≠フ代行証であるので財力云々≠フ話はナンセンスである。
閑話休題。
そんな真人兄ぃだが、弱点がある。……その弱点とはイタズラ好き≠ナあるという事に尽きる。……俺の憧れの人物──茅場 晶彦≠突然家に連れて来て、河原でナンパした≠ニ宣ったのだ。文字通り[仰天]した俺は悪くない。
……更に、その時の俺の様子を見てけらけら、と笑ってた真人兄ぃに殴り掛かった俺はやはり悪くない。……もやしと自覚している俺の拳なんて当たらなかったが。……それでも真人兄ぃには感謝している。アーガス>氛汪搶 晶彦の勤めているゲーム会社を見学する事が出来たので、俺を笑った事は許してやった。
「どうするか…」
……今の俺の考えるべきことは教室に戻った後、間違い無く突撃してくるであろうヤスにどの様な言い訳をするかを考える事だった。
SIDE END
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