【ソードアート・オンライン】編
092 未来のメインヒロインは
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。……剣道は勢いだけじゃないぞ。例えば──こんな風にな?」
「あでっ!? ……参りました」
俺と対峙している少女──もとい升田 直葉は烈帛の気合と共にチャンバラ用・スポンジ製の竹刀を振るってくるが、いくら剣≠使うのが得意では無い俺ではあるが──さすがに先達の矜持があるので、そこは軽く捌いてやる。
こんな事に──直葉に剣道を教えているのには、大した理由は無い。直葉がテレビで女性剣士を見て剣道にハマっただけである。
……ちなみに和人は剣道>氛氓烽オくは武≠フ才能は無かったらしく、早々に諦めて──こう云っては何だが、マシン造りの方に流れてしまった。……そっち(機械)≠フ才能は、母さん曰く遺伝≠轤オい。俺の目から見ても和人の機械──ないしはコンピューター関連の才能はバカ高い=B
もちろん、直葉の剣道≠フ才能も目を瞠るところがある。
(6歳でマシンを組み上げるとは思わんわな)
「おーい」
「母さんか」
和人の機械に関連する才能に軽く戦慄したのを思い出しながら、5人家族の庭にしてはやたらと広い庭で剣道──ごっこ≠している俺と直葉に、母さんが声を掛けてくる。
「あ、今日もやってるわね。何なら実家の方に行ってみない? お父さん──あなた達からしたらお爺ちゃんか。……お爺ちゃん、ちょっとした道場持ってたし、剣道の道具も有ったはず」
「行くっ!」
「……俺も行こうかな」
母さんの提案に即答する直葉。俺もいくらか興味があったので行く事にした。……これが後のスーパー剣道女子高生£a生の瞬間なのだが、未来≠知る気の無い俺にはどうでも良い事である。
SIDE END
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