暁 〜小説投稿サイト〜
八条荘はヒロインが多くてカオス過ぎる
第四十三話 朝のランニングその一
[1/2]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
                     第四十三話  朝のランニング
 ジューンさんも水蓮さんも朝は早い、二人共起きてすぐにだ。
 ジャージを着て走りに行く、雨の時は雨除けのジャケットを着てそのフードまで被って走る。そうしてからシャワーを浴びて朝食だ。
 それは今朝もだった、僕はシャワーまで浴びてすっきりした顔になっている二人に尋ねた。
「毎朝続けられる理由は」
「トレーニングヨ」
「それあるが」
 これが二人の返事だった、朝食の御飯を卵焼きで食べながら。
「ランニングで体力を作ってフットワークも鍛えル」
「その為あるよ」
「格闘技も走ることかラ」
「拳法も同じある」
「だからなんだ」
「そう、走っているのヨ」
「それも毎朝そうしているある」
 こう僕に答えてくれてだった、そのうえで。
 朝御飯を食べつつだ、僕にこんなことも話してくれた。
「そしてこうして食べる朝御飯モ」
「最高に美味しいものになるある」
「だからネ」
「毎朝走っているあるよ」
「そういうことだね。ランニングは本当に大事だね」
 僕もこのことを認識した、あらためて。
「バスケでもそうだし」
「朝練もあるけれド」
「それでもある」
 学校の授業がある時はというのだ。
「こうして毎朝走っテ」
「そうしているあるよ」
「走ってそしテ」
「その分も強くなるあるからな」
 このことも考えていた、二人共。そうした話をしつつだった、二人共御飯のおかわりもした。二杯目を食べていた。
「いや、だからネ」
「ランニングは止められないあるよ」
「健康的だね、二人共」
 僕はこうも言った、そして。
 その話からだ、僕はこうも言った。
「そして食べた後は」
「こうしネ」
「たっぷり食べるあるよ」
「いや、日本のお米もネ」
「美味しいあるな」
「ああ、そういえば」
 二人の今の言葉にだ、僕はあることに気付いた。
「日本のお米はジャポニカ米だけれど」
「殆ど日本だけヨ」
「あとチリもそうらしいあるが」
「大抵の国のお米は違うヨ」
「別の種類あるよ」
「うちの国が有名だけれど」
 タイ人のラブポーンさんの言葉だ。
「インディカ米なのよね」
「大抵の国では」
「そう、ジャポニカ米は少ないよ」
 このお米がメインの国はというのだ。
「実はね」
「日本じゃこれじゃないとね」
「日本人はそう言うね」
「もうお米っていったらね」
 それこそだ。
「ジャポニカ米だよ」
「そうよね、けれどね」
「大抵の国じゃそうじゃないね」
「そう、それにね」
 ラブポーンさんはさらに話した。
「カレーや炒飯、ピラフだと」
「インディカ米っていうんだね」
「そっちの方が美味しいのよ」
「そう言われてるね」
「私達的
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ