Another46 空
[3/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
を襲うなんて私が許さない!!」
[げえ……、バレちゃあしょうがねえ。お前達からやっつけてやる!!]
空「ピヨモン、懲らしめてあげなさい!!」
ピヨモン[行くわよ!!]
D-コネクションから飛び出したピヨモン。
いきなり現れたピヨモンに驚いたベジーモンは動きを硬直させた。
ピヨモン[ベジーモンは植物型……なら炎が効くはず!!マジカルファイアー!!]
[ぎゃあああああああ!!?]
弱点の炎をまともに喰らったベジーモンは真っ黒焦げになって気絶した。
空「凄いわピヨモン。一撃で倒すなんて…」
ピヨモン[本当、自分でもびっくり……]
空「きっとブイモン達との特訓の成果よ。よくやってくれたわピヨモン」
ピヨモン[えへへ]
淑子「空!!大丈夫!!?」
空「お母さん!!?ピヨモン早くD-コネクションに!!」
ピヨモンとベジーモンがD-コネクションの中に吸い込まれた。
空「ふう…どうしたのお母さん?」
淑子「変な縫いぐるみを着た子供が花屋の前で暴れてるって聞いて……」
空「縫いぐるみ……」
多分ピヨモンとベジーモンのことだろう。
淑子「あなたも巻き込まれたんじゃないかって心配したのよ」
空「うん……私は平気よ。お使いを済ませた後だったし」
淑子「たまたまとは言え、危ない目に遭わせてごめんね、空……」
空「お母さん……」
淑子「でも、全部あなたに華道の家元の仕事を少しでも知って欲しかったからなの」
空「うん……」
淑子「とにかく、家に帰りましょう」
空「分かった……」
ピヨモン『空のお母さん、心配してくれてたんだね……』
空「ええ……」
お使いを頼んだのは、純粋に華道を知って欲しかったから、そんな母の真っ直ぐな言葉に空は複雑な想いを抱いた。
ピヨモン『嬉しくないの?空…』
空「ごめんごめん。気にしないで。さあ、家に帰りましょう!!」
空は今度こそ話そうと決心した。
母親と向き合うために。
自宅に着いた空はD-コネクションを自室に置くと、直ぐに台所に向かう。
空「お母さん……」
淑子「何?空……?」
娘の様子に気付いた淑子は家事を中断した。
空「今まで、ずっと聞きたいって思ってた。私と華道…どっちが大切なのかなって…」
淑子「空…」
空「前はお母さんの気持ち分からなかったから反発したけど…アインスさん…友達から教えてもらって、お母さんが私のことを心配してたからサッカーに反対したんだって分かったの…でも、これだけはお母さんの口
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ