Another45 ヤマト
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に会ってな。本宮さんの長男の本宮大輔君がとても良く出来た子供だとか言っていたよ。何でもあの子の父親とは仕事の繋がりがあるらしい」
ヤマト「知らなかった…」
意外な縁にヤマトは素直に驚いた。
裕明「とにかくありがとうな。じゃあ、仕事に戻るよ」
ヤマト「親父!!」
仕事に戻ろうとする裕明を呼び止めた。
裕明「どうした…?」
ヤマト「これ……弁当作ったんだ。……転んじゃってグチャグチャだけど……」
弁当を差し出すと裕明は喜んで受け取ってくれた。
裕明「ありがとう、丁度腹が減ってたんだ」
ヤマト「見た目は悪いけど、大丈夫かな?」
裕明「お前の料理の腕前は俺が一番よく知ってるさ」
ヤマト「そっか!!じゃあ、俺帰るよ」
裕明「ヤマト!!」
帰ろうと背を向けたヤマトに裕明が声をかける。
ヤマト「ん?何だい、親父」
裕明「いつも家事をやってもらって悪いな。今度の休みは俺も手伝うよ」
ヤマト「ああ!!期待しないで待ってるよ」
裕明「ははは……今夜も泊まりだから戸締まりには気をつけろよ」
ヤマト「分かってるって!!」
テレビ局から出て、自宅に帰ろうとした時、D-コネクションの中のガブモンが声をかけてきた。
ガブモン『ヤマト、お父さん、お弁当喜んでくれたね』
ヤマト「……まあな。さあ、帰ろうぜ。今日はお前が食いたい物作ってやるよ」
ガブモン『本当に?やった〜!!』
D-コネクションの中で跳ねるガブモンにヤマトは苦笑しながら自宅に向かう。
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