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ソードアート・オンラインーもしもあの時、サチが死ななかったらー
ALO T
Extra Edition
第48話
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。だが、クエストの最後に巨大なモンスターが出ると聞いたクラインはヤル気を出した。

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キリト『さぁ、みんな行くぞ??』
『『『『『はーい??』』』』』
キリトの一声にアスナ達は海から上がり、戦闘服に身を包んだ。キリト達も戦闘服に身を包むと、目的地目指して大空に羽ばたいた。この時クラインは、女性陣が水着姿のままで行かない事に少しショックを受けた。

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まぁ、それは良いとして…、キリト達が大空に羽ばたいてからおよそ数分後。

一行は目的地の近くに到着した。そのは場で止まったキリトはウインドウを操作して、クエストの場所を探す。他のみんなも立ち止まる。
キリト『座標はこの辺りの筈だが。』
クライン『あれじゃないか??』
キリトが座標を元に探していると、クラインの言葉で全員はその方向に見入る。その方向には、青く光る円形の箇所があった。それが、クエストのダンジョンへの入り口である。

アスナ『それじゃあ、"ウォーター・ブレッシング"の魔法をかけるね。』
早速アスナは詠唱を始め、"ウォーター・ブレッシング"を発動。これにより、水中でも息を止める必要が無くなった。
≪ビュンッ…ザブンッ??≫
"ウォーター・ブレッシング"の効果が出たのを確認した一同は、勢い良く水の中に飛び込んだ。

ーーーー

水中に飛び込んだ事で、背中の羽は消え、そこからは泳ぎで目的地へ向かう。この時ユイは、ピナの背中に乗っている。その道中、水中は一面のサンゴ礁で海の楽園となっていた。


サンゴ礁の通り過ぎて更に潜って行くと、壮大な海底都市がキリト達の目に映った。言うならば、《アトランティス》と言ったら良いだろう。
シリカ『凄い。』
フィリア『ん?あそこに誰か居るよ??』
その光景にシリカは見惚れたが、フィリアが都市の前に佇む人影に気付いた。
エギル『クエストのNPCみたいだな。』
クライン『こんな所なら、人魚辺りに決まっているだろ??』
そう言ってクラインはNPCに近付いたが、そう上手く行かないのが現実である。

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クライン『何かお困りでしょうか、お嬢さ……。』
NPCの前に降り立ったクラインは、カッコつけて言いつつ顔を上げたが…、
『……。』
そこにいたのは人魚でも何でも無い、ただの老人。キャラネームはNerakk(面倒なのでアルファベット表記のままで行きます。)。まぁ、当たり前といえば当たり前である。

クライン『……。』
これにはクラインは、“ず〜ん”っと言う効果音が付きそうな感じで落ち込んだ。

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キリト『どうしましたか、ご老人。』
そんなクラインはそっちのけにキリトは老人に聞く。すると目の前に、クエスト開始を告
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