プロローグ
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リオネスの近く。)
1年後
七つの大罪が王国転覆の罪で指名手配にかけられる。バムトはこれを聞いて驚愕した。七つの大罪はこんなことをするような連中ではないからだ。彼は七つの大罪が無実だと信じ皆の無事を願った。
10年後
彼は自分の身体に異変を感じていた。なぜか魔力が目覚めた時から身体の成長が遅いのだ。30になったがまだ十代中盤で通じる外見だ。そんな彼は今山奥で修行していた。
「あ〜疲れた〜。あちーあちー。」
ちょうど修行が終了したみたいだ。
「そろそろ一人は寂しくなってきたな。・・
・・・山を下りますかねー。」
「おーい!バムトー!」
「ん?誰だ・・・」
急に誰かに呼ばれた。聞き覚えのある声だった。振り向いて見るとそこには金髪でエメラルドの瞳を持つ少年がいた。どこか見覚えがある。
「ドラゴンと人を足して二で割ったようなやつが修行してるっていうからもしやと思ったが・・・」
「んーと・・・誰?」
「あれ?覚えてねえのオレのこと?」
「まさか・・・メリオダスか!?歳とってねえじゃねえか!」
「いししし、久しぶりだな!でもそれ、お前にも言えるだろう?若々しいまんまだ。」
「どうしたんだ、いきなり?」
「実はな今、人探ししてんだ。」
「人探し?それって・・・・」
「おう!七つの大罪だ!」
「どうしてまた・・・」
「ちょっと目的があってな。」
「で?俺に何しろと?」
「力貸してくれんの?」
「バーカ。最初から力借りる気だったろうが。」
「ありゃ?ばれてたか〜。それなら話が早い。・・・一緒に来てくれないか?今俺は《豚の帽子亭》っていう居酒屋やりながら情報集めしてんだ。」
突然のスカウト。普通は考え込むが彼はもともと一人だと寂しいと感じていた頃なのですんなりOKを出すつもりでいた。その時
「お前キッチン担当な。こいつの料理まじでひどいんだぜ?」
「誰?つーかどこ?」
何処からか声がした。辺りを見渡すと足下に一匹の豚がいた。
「ここだ、ここ!」
「豚がしゃべったぁぁぁぁぁ!!?」
「オレの名前はホーク様だ!よろしく頼むぜ!」
「お、おう。よろしく。俺はバムトだ。」
「よろしく言ったってことはOKってことだな?よし!じゃあ行くか!」
「居酒屋やってるって言ってたが、移動手段は?」
「それなら・・・あれ。」
バムトが移動手段を聞くとメリオダスは遠くを指差す。そこにはホークとは別の豚がいた。しかしホークと同様に普通ではない。しゃべったりはしないのだが
「でけぇぇぇぇぇ!!」
馬鹿みたいにでかい。こうして彼らの七つの大罪を探す
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