暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico31-B乙女の恋路を邪魔する奴は首チョンパ?
[10/10]
[8]
前話
[9]
前
最初
[1]
後書き
[2]
次話
しくなる人たちの中でわたしとルシルは騎士服へ変身。
「ルシルは先に行って! わたしは教会本部に連絡して、教会騎士団の出撃要請をしとく!」
ザンクト=オルフェンに管理局の陸士隊舎は無い。ここの自衛戦力は教会騎士団のみだ。だから騎士団の一員でもあるわたしが連絡をしないと。
「ああ、判った!」
――
瞬神の飛翔
(
コード・ヘルモーズ
)
――
空戦形態になったルシルが空へ上がり、真っ直ぐ黒煙の上がる方へと飛び去って行った。それを見送りながら教会騎士団へ連絡を入れる。避難誘導のための人員や救出班の編成の要請。対リンドヴルム戦力はわたし達だから、武力は必要ないことを伝える。
(ザンクト=オルフェンで管理局員が戦闘することはあまり良くないって言うのに・・・! ルシルとのデートを邪魔してくれたツケはしっかりと払ってもらうから!!)
ザンクト=オルフェンはベルカ人が自治する領地だ。だから管理局の干渉は受けないようにしてる。つまり特戦班の戦闘行動は本来なら許されない。けど、そうは言っていられないのも確か。評議会に怒られるかもしれない。でもこうなった以上は干渉を許してもらうしかない。
「「「イリス!!」」」「「シャル!」」
通信を終えてすぐ、トリシュ達がわたしの元へ集まった。みんな防護服を着用済み。そのうえで「なにか手伝えることは!?」そう訊かれたから、ここの大広場に居る人たちの避難誘導を任せることにした。
クラリスは教会騎士団員と局員の二足の草鞋で、トリシュとアンジェはザンクト=オルフェンを知り尽くした教会騎士団員、セレネとエオスはまぁ一般人だけど、居ないよりはたぶんマシ。だから任せられる。
「さっき騎士団出撃を要請したから、それまでは避難誘導は任せる!」
――
真紅の両翼
(
ルビーン・フリューゲル
)
――
背中から一対の魔力翼を展開して空へと上がる。目指すは何度も起こる爆発と黒煙が上がる場所。こんな距離でも判る。今、ザンクト=オルフェンに居るリンドヴルムは・・・って言うよりは、神器のレベルがかなり高いって。
クラナガンの悪夢以降、ルシルは念のためって、なのは達みんなに“ドラウプニル“って神器を渡した。その神器効果は魔力に神秘を付加して、さらに魔力量を増加させるというもの。でも、それでも・・・不安は消えない。
「なのは達を傷つけたら・・・お前たちの首を撥ね飛ばしてやる・・・!」
起動した“キルシュブリューテ”の柄を強く握り締めて、わたしも黒煙の上がる場所へと飛んだ。
[8]
前話
[9]
前
最初
[1]
後書き
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ