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ガンダムビルドファイターズ 〜try hope〜
決勝戦 開幕! 前編
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「ハルカゼ トウイ!ヴァルキリーフリーダム! 」

「ヒナタ シンジ!ゴッドガンダムヘリオス! 」

「トオサカ シノ!V2ガンダムホロスコープ! 」

「モチヅキ ミサキ…ガンダムセレナ…」

「サオトメ ヒロヤ!ケルサスガンダムエクシード! 」

「ミヤモト ユウ!ガンダムアルカナム! 」

「チームトライホープ!出ます! 」

「行きます! 」

「出る! 」

「チームトライファイターズ!行くぞ! 」

「出ます……」

「行くよ!! 」

天之川学園、ケルサスガンダムエクシード、V2ガンダムホロスコープ、ヴァルキリーフリーダムと聖鳳学園、ガンダムアルカナム、ガンダムセレナ、ゴッドガンダムヘリオスの計六機の機体がフィールドへと飛びだった。

「ヒロヤ君………僕は今感動してるよ……………」

「お前は開始早々何変な事を言ってるんだ? 」

「てかトウイ。感動するならバトル終了後にしてくれないかしら? 」

「二人揃ってきつい事を………ならば理由を述べようではないか! 」

「いや遠慮しとく」

「私も」

しかしそれを無視してトウイが語り出した。いや、語ると言っても一言二言だけだけど。

「理由はね………僕の好きなシリーズの最終決戦場所がフィールドだからだよ! 」

そしてそれはものすごくどうでもいいことだった。

メサイアの宙域近海の、レクイエム付近を行動しているとユウ達の機体を確認した。
すると、三機の中からガンダムアルカナムだけが無防備で突っ込んできた。

「なんだ? 」

「ヒロヤ君、君は馬鹿かい? 」

「お前にだけは言われたくなかった………まあいい。それであの行動はなんだよ? 」

「何言ってんのよヒロヤ。それはもちろん…」

いきなり、ヴァルキリーフリーダムとV2ガンダムホロスコープに両腕を掴まれた。

「挨拶以外……何がある!? 」

反動をつけられながらそう言われ、ガンダムアルカナムへと放り投げられた。

「そういうことか………よ! 」

投げられた直後に体勢を立て直し、そのままガンダムアルカナムと突っ込み、お互いの顔をぶつけた。

衝撃により二機ともはね飛ばされ、そのままレクイエムへと直陸した。

「よっと! 」

「ユウ…大丈夫……? 」

「問題ないよ!まあヒロヤの方もだけどね! 」

ガンダムセレナとゴッドガンダムヘリオスがガンダムアルカナムに近寄り、俺の所にもヴァルキリーフリーダムとV2ガンダムホロスコープが駆け寄ってきた。

「挨拶(?)を済ませたはいいけどよ、ここからどうする気なんだ? 」

「そういえばそうね。トウイ、何かあるかしら? 」


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