三話、私の聖剣が奪われた瞬間
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う理由で死んでしまったら、なんか後味悪いし。
だけど、ここで勘違いしてはいけないのは、あくまでそれはおまけに過ぎない。
第一優先は、俺だ。
女の子を守るぜ!、みたいな願望なんてないし。神父の自分がいうのもなんだけど、護りたい人を守ればそれだけでいいと思っている。それにこうやってエクソシストをするのだって、ある人からの強制……じゃくて恩返しに過ぎない。ただまあ、本当にイリナさんには悪いとは思っているし。いつまで、続くかは知りもしないけれど、彼女の絶対安全は守るだろう。
俺はその「いつ」、がいったい、いつになるのかなぁ、と思いながら、イリナさんといつの間にか恒例行事になりつつある、俺の聖剣をかけての勝負の為に、エクソシスト専用小道具、武器らを準備する。
そして、俺は今日に限って思い出してしまった。
モノホンの神様から与えられた特典をやっとこさ得たあの時を。彼女の言う少年だったあの時を。俺が教会を吹っ飛ばしたあの時を。
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