暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 〜優しき仮面をつけし破壊者〜
StrikerS編
100話:……最近出番なくね!?
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、T型・U型の配置もバラバラ。どうやら時々出てくるはぐれガジェットのようだ。
フェイト、エリオ、キャロの三人は、早急にガジェットを全機撃破。取りあえず、周辺には怪人もどき≠フようなものはいなかったようだし、ひと段落…かな。
「……スターズはそのまま、警戒レベルCで待機。万が一に備えろ」
『『『了解』』』
ふぅ……後は周辺部隊と一緒に、周辺捜査と現場検証を始めた。
「あぁ、全機撃墜はこの時間です。他の機影は確認できませんでした」
「ですよねぇ。変だな〜、海上の反応は何だったんだろう」
フェイトと調査員の一人と一緒に、う〜んと唸って考えてみる。
全機撃墜から少しして、海上で召喚魔法の反応があったそうだ。しかしその時には新たな機影は確認されておらず、結局不可解のままだ。
……出てきてないってことは、逆に帰っていったのか? となれば、観察されていたのか?そうだったら、一体何のために…?
『フェイトさん、士さん』
「シャーリー」
『警戒レベル下がりましたので、そろそろ引き上げてください』
「わかった。フェイトはこの後地上本部だろ? 二人は俺が連れてくから、そのまま行って来い」
『お食事、食べそこなっちゃいましたよね? ささっとお腹に入るもの用意しておきますから』
「うん、ありがとうシャーリー。エリオ、キャロ!」
フェイトが二人を呼ぶと、二人共調査員との話を切り上げて近づいて来る。
そんな二人に食事ができなかった事をフェイトが謝罪すると、平気だと答える二人。三人で飯食いに行く予定だったのか。
「あ、そうだ。フェイトさん、まだこれから会議とかありますよね。よかったら…これ」
そう言ってキャロが取り出したのは、よく一般に売られているキャンディだった。
「…キャンディ…? いいよ、キャロのでしょ?」
「えへへ、実は何個かあって、さっきエリオ君と半分こしたんです」
「おいしいですよ」
「……ありがとう、エリオ、キャロ」
「じゃあフェイトさん」
「「いってらっしゃい」」
キャンディを手渡したキャロとエリオが、同時にそう言った。それを聞いた瞬間、フェイトは大きく目を見開いた後、「うん…」と答えて笑顔を見せて去っていった。
……まぁ笑顔と言っても、喜んで出た笑顔じゃなさそうだけど…な。
するとそんな姿を見た二人は、なんだか不安そうな表情を浮かべた。
「フェイトさん、なんだか……」
「うん……」
……なんだかなぁ…この親子、大丈夫だろうか。
ふぅ、さっぱり
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