暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 〜優しき仮面をつけし破壊者〜
StrikerS編
100話:……最近出番なくね!?
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らはどうなんだ? 兄弟とかいるのか?」
「ブッ…そうだ、士さん聞いてます? アルトの子供時代の恥ずかしい話」
「え、ルキノなんで知ってるの!?」
俺の話の振りを聞いたルキノが、いきなり噴き出して話し始めた。するとアルトが急に慌て始めた。
あぁ…あれか……
「あれだろ、小さい頃まで自分が男の子だと思って…の話」
「つ、士さんまでなんで!?」
「ヴァイスから聞いた、あいつベラベラしゃべってたぞ?」
俺がそう言うと、アルトは「絶対秘密だって言ったのに〜!」と頭を抱えて叫び始めた。
チッチッチッ、甘いぜアルト。絶対秘密≠チて言うのはな、話した時点でそれはもう秘密ではなくなっているのだぞ?
「ルキノ、アルト、給湯室で何騒いでるの? 士さんまで一緒に」
「すいません!……でも、アルトの秘密が…」
「? あぁ、七歳の時学校のトイレで…って話? 面白い話だったから、私も何人かに話しちゃった」
「えええぇぇぇぇぇッ!?」
「他にも、シグナムさんの話だと…」
「お、それ俺知らないな」
「し、知らなくていいですぅぅ! っていうか話さないでくださいよ〜!!」
その後、お湯が沸いてケトルがピーーッ! と鳴り響くのも気づかなくなるまで、三人でアルトの恥ずかしい話を語り合ったのは言うまでもない。
時間は一気に流れ、夕暮れ時。何事もないように、と思っていたのだが……
警告音(アラート)がけたたましく鳴り響き、通信が繋がる。
『こちら機動六課ロングアーチ1、緊急事態です!』
『こちらライトニング、状況は?』
『湾岸線にガジェットが出現、T型十二機、航空U型が十八機。出現地は、第七対岸区間!』
第七対岸区間……住民区画が近くにあるな。管制の話だとレリック反応はないそうだが、どうするか……
『そこなら、少し距離があるけど六課よりかは私達の方が近い』
「……わかった、そのまま現場へ出動してくれ。ただし万が一も考えて、俺も出て現場指示をする」
『『『了解!!』』』
はやてがいないから、俺がフェイト達へと指示を送る。…って、いつもの感じか。
さて、俺も行きますか。
「シャーリー、俺も飛んで一直線に向かう。飛行許可を」
『はい!』
はてさて、今回は何が目的だ? ―――ジェイル・スカリエッティ。
―――って、若干張り切って出てきたはいいが……
「俺出番ねぇじゃん…」
アギトトルネイダーに腰かけながら、戦況を眺め呟いた。
今回はガジェットが一か所に向かっておらず
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