機動戦士ガンダムSEED編
第17話
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と共闘状態に入ったところだ。もう少しすればバルトフェルド隊がタッシルを焼き払ってるって報告がくるだろうよ」
『そうか。それで特に問題は起きなかったのか?』
「問題………まあフレイ・アルスターの企みを阻止したら一時期キラが精神的に不安定になって戦えなくなった事とクルーゼ隊に目つけられたっぽい事かな…」
『…洸、前々から思っていたがお前は色々と厄介事に恵まれる体質のようだな……』
「やめてくれ…、そんな巻き込まれ型の主人公みたいな体質お断りだ」
そんな体質誰がなりたいものか。幸運に恵まれるのは良いがそんなもの損しかしないじゃないか………。
『自覚していないようだがまあいいだろう。それでは本題に入ろうか』
「…何が何でも認めないからな。それで、機体の製作具合は順調か?」
『ああ、60%は仕上がった。戦艦の方はまだまだだがな』
「まあ戦艦は最初から時間がかかるのは承知の上だからいいが、機体の方はもうそこまで進んだか。てか早過ぎないか?」
せいぜい基地に帰還する頃には終わっているだろうと思ってたがこれだとそれよりも早く終わりそうなんですが…!?
『ワタシを舐めてもらっては困るな。これ位の事で手こずるような腕ではないよ』
「……早いに越した事はないし、ちゃんと造ってもらえば問題ないがあんまり無理すんなよ」
『全く、体調の変化などないと先程言ったと思うが?』
「……お前なぁ、こういう時はお世辞でもいいからわかったって言っとけよ………む?」
そうハロに対して話していると何やら崖の下が随分と騒がしくなってきた。これはまさか………
『どうやらバルトフェルド隊が事を起こしたようだな』
「そのようだ。じゃあまた折を見て連絡する」
『了解。ではな』
「ああ」
そうして連絡を切り崖の下へと急いで戻る。しかしハロの奴全く変化ないな。いや、たった三週間で何かが変わる訳がないが。
「まあ、あいつらしいちゃあいつらしいか」
さて、早く戻ってアークエンジェルに戻って出撃準備を整えておかねばな。
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