嫉妬は怖いよ2
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「ねえ直哉くん今回の物の怪はいつもとなんか違和感を感じない?」
「千明ちゃんも感じてる?
「今回の事件もしかすると、僕達のどちらかが、死なないと収まらないかもね」
「ええーー」
千明と直哉はそんな話をしながら物の怪が出現しやすいポイントで、手を繋いでいた。
その時、千明と直哉の前に、栗林が現れた。
「よう千明に.邪魔者直哉」
「栗林どうしたの?」
「栗林君まさか・・・
「千明、直哉なんて、捨てて俺の女になれよ」
「な!!何で、私があんたの女にならなきゃいけないのよ」
「やはり千明お前も、俺より直哉を選ぶんだな?」
「壮よ、当たり前じゃない、直哉君は、あんたと違って何でも出来るし、それに私と直哉君は・・・」
!!「千明ちゃんこれ以上栗林君を刺激しちゃ駄目だ、彼には憑依の実に憑依されている・・・うわああ」
「直哉くん」
「ぐわああ。ち、千明ちゃん前鬼を今日は千明ちゃんだけで・・ぐああああ」
直哉は、憑依獣になった栗林によって体のダメージが限界を超えようとしていた。
「待っててね、直哉くん」
「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」
「鬼神ZENKIここに現臨」
「行くぜ!!憑依獣」
「おっとそれ以上動くなよ鬼神、こいつが死んでもいいんならな」
「があああ。ZENKI僕に構わずバジュラを放つんだ」
「だがよ直哉俺様には、直哉と千明が必要なんだぜ」
「ZENKIバジュラを放つのよ、私は直哉君を信じて、命令してるのよ、それとも何ZENKIは直哉君を信じてないの?」
「何言ってやがる馬鹿千明俺様が、直哉を信じてないわけがないだろう」
「行くぜ直哉」
「来いZENKI」
「ヴァジュラーー」
そして憑依獣は消滅し2つの憑依の実は前鬼に、食べられ事件は解決した。
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