4部分:第四章
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
る。それで言葉を奪いその他のものも奪った。それが終わってからはもう完全に彼女のものであった。
二人はベッドの中にいた。沙耶香も亜由美も一糸まとわぬ姿であった。その中で沙耶香は上体を起こしてそのうえで煙草を吸っていた。右手で青い煙を出すとそれが闇の中にくゆらぐ。亜由美はそれを半ば呆けた様な目で見てそのうえでこう言うのだった。
「これがですか」
「女の味よ」
それだと答える沙耶香だった。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ