新境地 アークソフィア
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たところで、何故かお通夜のような雰囲気になってしまったようだ。
「まぁ現状確認はこれで良いとしよう。
向こうとの連絡は取れるわけだし、今は帰れる方法を探す他ないだろうな」
「…そうだな。
ところでケンのレベルはいくつなんだ?強かったなら攻略に参加してほしいんだけど」
そういってきたのはやはりキリト。
たしかそう言うことはどこも変わらずマナー違反だった筈だが…実際SAOの住人じゃないのだから構わないと言えばそうなのだろう。
「さっき見たら148だったな」
「「「「148ぃ!?」」」」
そんなに…まぁ驚くだろうな。
俺だってSAOクリアした当時のレベルは102ぐらいだったし。
「こっちに来たときのステータスがそのまま反映されたんだろ」
「そ、そう言うものなのか?」
「むしろそうとしか言えない」
大体レベルよりも戦い方重視な俺からすれば、レベルは補助程度にしか見ていないのだ。
実際にALOではそう言った感じだったし。
「な、ならさ!武器はなに使ってるのかな?ほら、戦い方とかも知っておいた方が良いと思うし!」
何故かアスナが慌てたように聞いてきた。
「ん?超近距離方戦闘オンリーだが何か?」
寧ろ俺の記憶には剣をたかった記憶が序盤しかない。
「超…」
「近距離…?」
どうやら伝わってないようだ。
ならばちょうど言いかもしれない。
「まぁ実際に見た方が早いだろ。
キリト、システム外デュエルしようぜ」
「…つまり、模擬戦ってことか?」
「当然。
大体、システムアリでやったら速攻でケリがついちまうからな」
その言葉にキリトが反応し、遅れて理解したのか、他の皆が反応する。
「へぇ…面白いじゃないか」
「ちょ、待ってよキリトくん!
ケンくんも!」
まずアスナが止めに入り、
「そうですよ!キリトさんはSAOトッププレイヤーの中でも指折りに強いんですよ?!」
シリカが繋いで、
「例えレベルが上だろうと、やられるのが目に見えるわね」
シノンが発言。
「大体キリの字は二刀流を持ってるからな。幾らお前さんでも太刀打ちできっこないぜ?」
続けてクラインも参戦し、
「ここじゃ飛ぶことだって出来ないのに…勝てるわけないじゃん」
リーファが止めを指す。
「まぁお前らがどう思ってるのかはわかった。
いきなりぽっと出てきた若輩者に、我らがキリト様様が負けるのが怖いわけだな?」
「「「「「なっ!?」」」」」
「さらに言えば、負けるのがわかっているキリトを庇いたくて仕方がないってことなんだよな?いやいや、気遣いありがとな?こんな心配してくれるとは…キリトも隅に置けないねぇ?
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