あふれる女子力。あふれないでいただきたい田中力。
[8]前話 前書き [2]次話
お化け屋敷。
女子は意中の彼と行きたがりドサクサに紛れて抱きつきたがる。あれ。
男子は意中の彼女と行きたがり男らしさを見せつけようとする。あれ。
田中もそんな奴の一人だった。
「なぁ!二人でいこうぜ!楽しいから!ねっ?いいだろ、小田ぁぁぁあ」
「「小田かよっ」」
てっきり、田中と誰かの恋愛フラグだと思った君。
残念。違うのだ。
第一。田中に色恋沙汰とかあると思うか??いいや。無いね。まったくもって無いね。
仕方ない。じゃあいいよ。とあきらめた田中。しかし、ここで終わらないのが、我らが田中。
「佐藤行くぞ。」
田中は、そういうと佐藤を引きずり闇の中に引き込んでいった。
お化け屋敷からは、珍しい女の子っぽい悲鳴ではなく、「あっひゃひゃひゃ」と言う笑い声と、「うああああああ」と言うなんとも情けない声が聞こえた。
「次、俺ら行ってみよっか。」
「うん。」
「きゃっ怖い、えちょ怖い。助けて村上!」
「ははは、こんなのが怖いだなんて。うわぁあ!マジびびった。うああああああああああああ」
おい男子。お前ら女子守る気さらさら無いのかよ。
お化け屋敷行ってみた。
小田…ちゃんと可愛く驚けた。
田中…あふれる田中力。男子のほうが怖がってる。
[8]前話 前書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ