精神の奥底
47 ブリキの心臓
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引き起こした事件から生まれた産物だった。
ココロネットワークがただの情報発信だけでなく、人間同士の心を繋いでいく本当の意味でのネットワークを実現するという優位性の面と、ネビュラのようなものが悪用すれば人間の心を操る術にもなる諸刃の剣である危険な面が詳細に記されている。
そしてそのリスクを減らしていく方法についても述べられ、その技術の応用や社会づくりの例など実現されれば、今の社会を大きく変える可能性に満ちあふれている。
SFでもなく、読むのもの胸を高鳴らせる文字の羅列はもはや芸術の域に達しているだろう。
先程、検索で除外したニュース記事はこの論文が世界的に評価されている事に関するものだった。
そして特徴的なものに最後の参考資料や協力者の欄の後、最後にはこう記されていることだ。
Dedicate To My Father.<この論文を父に捧ぐ>
この論文の筆者、それはココロネットワークの生みの親である光正の息子であり、科学省を代表する天才科学者であり現代のネットワーク社会の立役者である光祐一朗だった。
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