SAO:アインクラッド〜共鳴しあう絆の中で〜
ボス戦、第二ステージ
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前健気でいいやつだね……。
その時、餌達の中を一つの影が通り抜けた。
ただ歩くように、散歩でもしているように。
だが、その影が通った後は、(健気な)餌達が一瞬にして欠片となって砕け散った。
狩人もだけど餌も不憫だ……。
「多対一なら得意な方だ」
片手剣を持った少女が。
「その方が切れる場所が増えるからな」
あくまで軽く、いつも通りに。
「《静水用心棒》フィーネだ。動かないからと油断してるなら、後ろから首を裂いてやろう」
背景に紛れた草木の中で、毒花は人知れず咲き誇る。
その花は、そこにあるだけで、死を撒き散らす。
「さぁ、お前はどんな花を咲かせてくれる?」
飛び散った欠片の花畑の中で、毒は妖艶に笑い、輝きを増す。
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