暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜共鳴の宴舞台〜
SAO:アインクラッド〜共鳴しあう絆の中で〜
ボス戦、第二ステージ
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……やはりバカである。

狩人の拳から光が漏れだす。

狩人が使うソードスキル、体術の一つだろう。

一閃が、ルインの体を貫くために動きだす。

だが。

その前に。

「おっ待たせしましたぁ!」
「忘れていたなんてことはないだろう?」

リークの刀が、フィーネの直剣が、狩人の顔面を左右から斬りとばす。

なんかさっきから狩人不憫だよね。顔面めっちゃ攻撃されてるし、冤罪かけられたり女の子に引かれたり。女の子に惹かれるなら良かったのにね。ドンマイ。

攻撃の最中に別のところからの攻撃を受け、拳の軌道が少しズレる。

ルインの身体を拳がかすり、ルインの体力が少しだけ削れる。

だけでは終わらなかった。

狩人が使ったソートスキルは連撃技。エフェクトは消えず、今度は左足がルインを襲う。

それを。

「やっと……追いつきましたよ……!」

フォルテが止めていた。

逸らすのではなく、今度は攻撃を止めている。つまり、鍔迫り合いの状況。

ここでようやく、ルインの硬直がとけ、フォルテはソードスキルを受け流して体制を整える。

「サンキューフォルテ!今度フルコース作ってやるよ!」
「全部メロンパンで!」
「マジかッ!?」
「私も!」
「リークさんもメロンパンっすか!?」
「ステーキで!」
「んな金ないっす!」
「戦えバカ!!」
「はーいフィーネさんごめんなさーい」

狩人の体力は三本目を終え、ちょうど半分。

ソードスキルを終えた狩人がグルンとこちらへ向き直る。

ここで、変化が訪れた。

狩人が雄叫びをあげ、小さいモンスターが5、6匹ほどpopする。

見た目はこちらも魚人。だが狩人とは違い、トカゲではなくちゃんと魚に見える。

名は、《Hunter Bait》直訳で……

「狩人の、餌?」
「食われんの!?」
「いや、狩人があの餌を使って狩りをするっていう可能性も……ないですね」

狩人、餌をむんずって鷲掴みにして口へ運んでいた。

つまり食べてた。

「「「「「…………」」」」」
「あ……回復した……」
「マジかよ」
「誰か釣竿持ってない?」
「リークさん、多分あっても釣れません」
「えー」

なんかゆるーい雰囲気になってるけどもうちょっと頑張ろう。作者的にも。

とりあえず二匹くらいもっしゃもっしゃしてた狩人は体力を三割ほど回復してから攻撃を仕掛けてきた。

あの、口から血をたら〜ってやるのやめてください。グロいから。

狩人と餌が、フォルテ達に攻撃を仕掛け始める。

餌……お
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