第二十八話 河合大尉!作者は麻雀を一切知らない!!その二
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「昔はアイドルの人が出てたらしいけれど」
「ああ、そっくりさんな」
「昔は肖像権ルーズだったからな」
「アイドルのそっくりさんも出てたぜ」
「とんねるずの石橋さんとかもな」
流石にこの人は脱いではいなかった。
「そうしたゲームにも強いんだよ、俺達」
「無敵だからな」
「絶対最後までいってるぜ」
「途中で負けたこと一切なし」
「常にワンコインクリア」
「俺達凄いだろ」
「人間性はあまりにも酷いけれど確かに凄いわね」
どんな麻雀ゲームでもワンコインでクリア出来るその力量はというのだ。
「で、その麻雀で戦うから」
「よし、じゃあな」
「負けたら脱げよ」
二人は瞬に要求した。
「やっぱり麻雀で負けたらな」
「脱がないと駄目だろ」
「女の子は絶対に脱ぐ」
「それが麻雀ってやつだろ」
「そんなルールないから。脱がないからね」
瞬は二人をここでも軽蔑しきった目で見ていた、その目で見据えつつの言葉だ。
「絶対に」
「ちぇっ、ヒロインは脱ぐものだろ」
「ヒロイン脱がなくて何だってんだよ」
「マガジンなんかすぐにヒロイン脱いでkるえるぜ」
「特に月刊の方はな」
とりわけ昔は凄かったらしい。
「だからいいだろ」
「せめて負けたらコスプレになれよ」
「ブルマ、バニーガール、チャイナドレス、ナース、フライトアテンダント」
「スクール水着に競泳水着」
アニメ化の際は瞬のこうした姿が背景に出る、ポーズもつけて。
「あとボディコンとかな」
「ボンテージもいいな」
「いいと思うだろ」
「やっぱり負けたらコスプレだな」
「そうしたのにもならないから」
瞬はきっぱりと言い切った。
「絶対にね」
「世知辛いな」
「そうだな」
「脱衣もなしか」
「しかも金も賭けないよな」
「日帝衆は健全な組織よ」
全世界公認のだ。
「組織内でギャンブル一切なしよ」
「だよな、やっぱり」
「じゃあ金もなしか」
「それで何で麻雀やるんだよ」
「お色気も金もなし」
「それで何が麻雀だよ」
二人はしきりに悔しがって言う。
「麻雀やる意味ねえな」
「俺達にとってはな」
「金巻き上げるかサービス受ける」
「そういうのでないとな」
「というかあんた達そういうの目的で麻雀やってるの?」
「当たり前だろ、そんなの」
「言うまでもないだろ」
二人は瞬の汚物を見る目での問いに即座に答えた。
「他に何があるんだよ」
「やっぱりそういうのしかないだろ」
「麻雀で金稼いで遊ぶ」
「俺達それで大分遊んでいるんだぜ」
「貯金も出来てるしな」
「脱衣麻雀だって今もやってるぜ」
二人はその瞬に悪びれずに答える。
「それ位わかってるだろ」
「金と女あっての人生だろ」
「そういうのわかっ
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