Another40 純真の涙
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そう…]
ロップモン[ガブモン、昔は蛙は食用だったって聞いたよ]
ヒカリ「あ、私お祖父ちゃんに聞いたことある。蛙は鶏肉のような食感だって」
[ひいい!!食べないで下さいケロ!!]
[たまー!!]
ブイモン[いや食わないよ。]
テイルモン[不味そうだし]
馬鹿やっているうちにトノサマゲコモンの暴走は過激になり、どんどん城が崩れていく。
ブイモン[お前ら!!落ちてくる瓦礫からゲコモン達を守れ!!]
アグモン[う、うん!!]
ゴマモン[マーチングフィッシーズ!!]
ゴマモンが大量の魚を召喚して、瓦礫からゲコモン達を守る。
ブイモン達も進化しようにも、ゲコモン達を守るのに必死で進化出来るタイミングが掴めない。
進化中は完全に無防備だから余計に進化し辛いのだ。
ミミ「どうして…?」
アインス「太刀川?」
ミミの呟きに彼女を庇うように前に立つアインスが振り返る。
ミミ「何でこんな酷いことするの…?ゲコモンもオタマモン達は、トノサマゲコモンのことを心配していたのに」
いつもいつも悲しそうにトノサマゲコモンを見つめていたゲコモンとオタマモンの想いを裏切るようなトノサマゲコモンの暴走にミミは涙を流しながら激しい怒りを覚えた。
ミミ「許さない…!!」
お転婆だが、寂しがり屋で心優しい少女の涙が紋章を輝かせた。
アインス「太刀川!!紋章が!!?」
ミミ「これ…」
パルモン[ミミ!!私を進化させて、お願い!!]
ミミ「うん!!トノサマゲコモンを懲らしめてあげましょう!!」
ミミの気持ちに呼応するように純真の紋章が更に光り輝いた。
一瞬、花の甘い香りがした。
パルモン[パルモン進化!トゲモン!!トゲモン超進化!リリモン!!]
凄まじいスピードで進化し、小さな花から生まれた、妖精型デジモンが降臨した。
外見は子供のようだが、完全体に相応しい強大なパワーを持っている。
性格は気紛れでお転婆で泣き虫だが、同じような性格の子供に心を開くと言われている。
アインス「凄い…」
度重なる戦いをしてきたアインスもこれだけの心の輝きを大輔を除けば見たことはない。
やはり純真の心を誰よりも強く持っている子供だ。
リリモン[ミミ!!]
ミミ「リリモン!!トノサマゲコモンを懲らしめて!!」
リリモン[任せて!!]
大輔「リリモン!!トノサマゲコモンの背中のあれにきっついのをお見舞いしてやれ!!」
リリモン[背中…あれね!!?]
ブイモン[テイルモン!!あいつの動きを少しの間だけでも止められるか?]
テイルモン[任せなさい。キャッツアイ!!]
テイルモンの目が光ったかと思うとトノサマゲコモン
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