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陸軍兵士が誤って海軍鎮守府に移籍させられてしまったようです
艦隊船の擬人化‐艦隊娘?!
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バかった。

「そんな訳ないじゃないですか。私達は雇われてる身、軽率な行動は慎む事分かりましたか?」

「了解〜。まぁ、これも罰ってことで。島風ちゃん今度はいきなり襲い掛かるのは駄目だよ?」

「うん、分かった。それよりけ、結婚式とかの話は…」

「あぁ〜あれはただの冗談だよ〜。最後のは少し本気だったけど」

「李悠本音が漏れてますよ。この冗談は私からの罰と受け取ってください」

「はぁ…あんまりそんな冗談はやめてほしい。(少しドキってしたし…)」

「ん?何か言った島風ちゃん」

「な、何でもない何でもない」

「そっか。それじゃあ〜僕達は辺りを回ることにしようか〜部屋までの案内ありがとうね〜島風ちゃん」

「うっ…」

「(あの笑顔、女性は結構ドキってするらしいですよ?李悠を落とすのは簡単そうに見えて意外と難しいので頑張ってください。私にできる事があればお手伝いますので)」

「なっ!?何言って「(顔を見ればわかりますよ?林檎みたいに真っ赤ですから)」うぅ…」

「暗闇何やってるの〜?早く行こう〜」

「あ、今行きます。それでは島風さんまた。頑張ってくださいね」

「(…た、ただ吃驚しただけだもん…)」


李悠の元に歩き出したときそんな小さな声が聞こえた。流石天然フラグ建設士の李悠は違うな


「待たせて悪い李悠」

「ううん気にしなくていいよ〜それで?何の話してたの?歩きながらでいいから教えて欲しいな〜」

「んや、部屋まで案内してくれたお礼を言ってただけだ。それでなんであんな事になってたんだ?」

「う〜んただ普通に注意してたんだけど途中で島風ちゃんが逃げようとしたんだよ」

「ほぉ、お前が逃げられそうになるなんてな。そんなに島風は速いか?」

李悠は長年の狙撃で反射神経と一瞬の判断力はずば抜けていい。長年一緒に居る俺でも瞬間的な速さでは李悠に勝てない。その李悠が初対面のしかも少女に遅れを取るとなると相当速い。書類でみた中でも島風は速さなら上位の方に上がっているのは確認しているが…

「う〜ん僕も島風ちゃんがしっかり聞いてるからって油断してたのもあったんだけど結構速かったかな?それに普通の兵よりは若干反射神経も良いみたいだし〜。でも、普通に捕まえられた…んだけど…」

「捕まえたのはいいがバランスを崩してそのまま押し倒すように倒れ、そこにタイミング良く俺が訪れたと」

「そういう事〜。いやぁ〜まさか逃げられそうになるとは…僕もまだまだだね〜」

とはいう李悠だが既にその反射神経は人間のそれを凌駕しており、拳銃の連射弾なら軽々と避ける。前にどう避けているのか聞いた所「あんなの太鼓ゲームの音符と同じ位
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