暁 〜小説投稿サイト〜
陸軍兵士が誤って海軍鎮守府に移籍させられてしまったようです
艦隊船の擬人化‐艦隊娘?!
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口。何度か咀嚼した後それぞれ違った反応を表したが美味しいのは共通している。流石は姉妹好みの味も似ているのだろう。

「お口に合ったようで何よりです。それで今気になったのですが金剛さん達は艦娘なのですか?」

「そうデース。もう一度今度はちゃんと自己紹介しマース。私は金剛型戦艦一番艦の金剛デース」

「金剛型戦艦二番艦の比叡です」

「金剛型戦艦三番艦の榛名です」

「金剛型戦艦四番艦の霧島です」

「御丁寧にありがとうございます。では、私も…大本営(だいほんえい)-陸軍特別貸出部隊(りくぐんとくべつかしだしぶたい)-部隊長の暗闇です。今回はこちらの司令官さんからの長期滞在依頼の為しばらくの間滞在となります。よろしくお願いします」

続々と自己紹介してくれるのはいいが正直覚えきる自信がない。今も既に覚えていないからな。丁寧に自己紹介をしてもらってはこちらもそれ相応に答えるのが礼儀。大本営は嫌いだが所属しているので仕方ない。

「だ、大本営!それは本当デスカ!?」

「はい。本拠地は大本営です」

「えっと、陸軍と仰りましたが…ここは海軍ですよ?」

「そのことは司令官さんの方に説明をしてありますので、心配はいりませんよ」

「暗闇さん…私の予測ですがもしかしてあの貸出兵の方ですか?」

「金剛さんにも聞かれましたね。どの貸出兵かはわかりませんが情報ベースに書いてある貸出兵は私で間違いありませんがよくわかりましたね」

やはり大本営に反応し次々と質問が飛び交うが冷静に当たり障りなく返答する。悪い意味で大人気だな…大本営

「貸出兵の実戦動画を拝見させていただきまして、その動画に映っていた人影に似ていましたので」

「実戦動画?…それは初耳ですがどこで見たかわかりますか?」

「情報ベースの方に載ってマース。暗闇は知らなかったのデスカ?」

成程…金剛が俺の顔を知っていたのはその実戦動画を見たからか。情報ベースにある貸出兵プロフィールにすら顔写真はないからどうやって知ったか正直凄い気になってたんだ。

「全く知りませんでしたが…また宣伝だとは思いますね」

「宣伝ですか?」

「先程言いました通り私の仕事は他の軍事基地に貸し出され、その基地からの依頼をこなすというものです。そうなるとできるだけ多くの軍事基地に貸出兵のことを知って貰う事が大前提となる訳です」

「成程…情報ベースはその宣伝に最高の場所。しかも実戦動画を見れば暗闇さん達の力量も見ることが出来ると」

「確定は出来ませんがその可能性が一番高いと思います。まぁ、宣伝については私は逆に感謝していますから気にはしません」

「What?感謝デスカ?」

「えぇ、感
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