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陸軍兵士が誤って海軍鎮守府に移籍させられてしまったようです
艦隊船の擬人化‐艦隊娘?!
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と助かります。では、そろそろ指令室に向かいます。今後ともよろしくお願いします。金剛さん、比叡さん」
「よろしくね〜」
「こちらこそよろしくデース」
「よよ、よろしくお願いしますす」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「…」
「空いてるから入っていいぞ〜」
「失礼します」
「失礼しま〜す」
風呂(ドック)から指令室に向かい扉を叩く。すぐ様許可がおりたので頭を下げ、入室する。
「何だお前らか。んな、律儀に頭を下げなくて入ってこなくていいぞ」
「親しき仲にも礼儀ありですよ司令官さん」
「ごめんね〜依頼の時の癖が抜けなくて〜」
「まぁ、しゃあないか。っと、んなことより書類と貸部屋の用意ができたぞ。ほれこれが書類な。あと、貸部屋の場所なんだが二階の空いてるとこ好きに使ってくれ。空き部屋はそこの島風が知ってる筈だから縄解いて案内してもらってくれ」
「だそうだ。李悠」
「了解〜」
兄貴から書類を受け取り、李悠に島風を縛っている縄を解くように言う。モゴモゴと口元が動いているので何か話そうとしているようだが?
「プハァ」
「アハハ、大丈夫?」
「大丈夫じゃない!何でいきなり縛るのよ!」
「ん〜その言葉そのまま返すよ〜。どうしていきなり奇襲したのかな〜?し・ま・か・ぜちゃん?」
「うっ…」
李悠が島風の猿轡と目隠し、耳栓を外すと島風が大きく息を吐き激怒しながら李悠に講義する。しかし、李悠はスルリと受け流し正論を突きつける。
「李悠その辺りに。改めまして今日から一時的にこの鎮守府に着任しました暗闇と言います。よろしくお願いします島風さん」
「僕は李悠だよ〜よろしくね〜島風ちゃん」
「…よろしく」
「…島風悪いんだがコイツらを空き部屋に連れて行ってやってくれ。広めの空いてる部屋ならどこでもいいから」
「…了解しました」
「そう言えば司令官さん優の姿が見えないんだけどどこにいるかわかる?」
「(そう言えば…)」
風呂(ドック)に入る前は確かに指令室にいると言っていた筈だが辺りを見渡しても姿が見えない。
「あぁ、あのヤンキー兵士のことだな。アイツならお前らの武器を見たあと工廠に行きたいと言ったから長門に案内させたぞ」
「私達の武器を?」
「…多分対物用の武器を探しに行ったんじゃないかな〜?」
「成程。対人用の武器はここではあまり役に立ちそうもないからな」
ホルスターに納めているベレッタを引き抜く。俺たちの装備している武器は陸軍用つまり対人用の物ばかりだ。例えば今引き抜いたベレッタは近距離対人
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