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陸軍兵士が誤って海軍鎮守府に移籍させられてしまったようです
艦隊船の擬人化‐艦隊娘?!
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かっていると思うが俺が罪悪感を感じていると言うのはもちろん嘘だ。一々殺すことに罪悪感を感じていては貸出兵(このしごと)はやっていけない。とはいうものの俺も人間だ少しの申し訳なさはある。しかし、殺らなければこちらが殺られる…はぁ…なんて時代に生まれたんだ俺は…
「…ふむ、やはり客観的に見て感じるのと主観的に見て感じるのは感じ方が違うようだね」
「私もそう思います。やはり人を殺めることになりますので少し心苦しくはなります」
「…ひ、人を殺したのですか…」
「はい」
「…覚えているだけで何人くらいか教えてもらえるかい?」
「すみませんが明確には覚えていません。ですが少なくとも数百人は超えているとは思います。李悠は覚えていますか?」
「う〜ん暗闇のはわからないけど僕だけでも数千人近くは殺してると思うよ〜?もしかしたらもう少し多いかも知れないけどね」
昼御飯を食べていた電が俺が人を殺したことを聞いて箸を止めるが、それを気にする様子もなく響が質問をしてくる。同じ鎮守府に派遣された男が人殺しと分かればやはりどれだけのやり手か知っておきたいのだろう。しかし残念ながら俺は今まで殺してきた兵士の数は数人や数十人では済まない。更に李悠の言う人数が正しいなら既に数千人の尊い命を俺達だけで奪ってしまったのだ。
「…数千人…。そう言えば君達はいつから貸出兵になったのか聞いていなかったね。教えてもらってもいいかい?」
「大丈夫ですよ。そうですね…確か大体八年位になりますね」
「御馳走様でした。それにしても八年間も貸出兵の危険な依頼をしているなんて凄いわね」
「…ううん、そんなことないよ〜?貸出兵に依頼する軍事基地が皆が皆危険な仕事ばかりを依頼してくる訳じゃないからね〜」
「そうなのですか?でも情報ベースにある多くの情報はどれも危険なものばかりだった筈なのです」
「それは私の推測ですが「危険な依頼を成功させていることを知ってもらいたいんでしょ?」その通りです雷さん。やはり危険度が低く簡単なものより危険度が高くより困難なものを少人数の兵で成功させているものを見せた方が印象はいいですからね」
「…付け加えると君たちの活躍を大きく取り上げたいと言うことだね」
「うん。貸出兵には少し特殊な条約が沢山あってね〜。貸出兵を派遣するだけでも固定料金が発生したり、依頼の数や依頼の難易度で料金と資源をプラスしてもらえるんだよ〜。そうなれば大本営のお偉いさんたちは貸出兵を多く派遣させたくなる訳。要は派遣させるための宣伝みたいなものだね〜」
にっこりと李悠は微笑む。しかし見た目が子供だと思っていたがこの駆逐艦たちはなかなか頭が回る。特に雷と響の二人…俺の話から的確な推測を割り出し発
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