暁 〜小説投稿サイト〜
陸軍兵士が誤って海軍鎮守府に移籍させられてしまったようです
艦隊船の擬人化‐艦隊娘?!
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少女たちとの会話中俺は無線の電源を入れていた。金剛について歩いていた時食堂周りを見渡していたのだがどうも左端は二人用、真中は四人用、右端は六人用と分けられているようだ。そして端から端までが微妙に距離が長い。俺が李悠に無線した理由がもう分かるだろうそう歩くのが面倒くさかったからだ。だってカウンターからの距離と往復の距離を考えたらな?それにどうせこっちに来ると考えたらもうダメだ…面倒くさくなってしまった。
「はぁ…」
「どうしたの〜?溜息なんてついて〜」
「李悠か早いな」
「そうかな?だってここまでたったの五十mくらいだし。はい、珈琲」
「ありがとう。…」
五十m…往復で百m…やはり無線をしたのは正解だったか。ずずっと湯気のたつ珈琲を啜る。旨いな…珈琲
「それで駆逐艦、だっけ?その子たちは「待たせてしまったかな?」」
「来たみたいですね。いえ、大丈夫ですよ。さ、座ってください」
後ろから声がかかり振り返るとお盆に料理を載せてこちらを見る少女たちがいた。そのまま立たせているのは申し訳ないので取り敢えず座ってもらうことにする。もちろん俺たちと向かい合うようにな?紹介するのにバラバラに座っては紹介できないからな
「それじゃあ私たちから自己紹介をさせてもらいます。…私は大本営-陸軍特別貸出部隊-部隊長の暗闇といいます」
「陸軍特別貸出部隊-副部隊長の李悠だよ〜よろしくね〜」
「だ、大本営の兵隊さんなのですか!?」
「まさか大本営の兵隊だとは驚いた…」
「はぁ…あの提督また何かやらかしたのかしら…」
「?」
「大本営と言いましてもただ依頼を与えてもらう場所ですからあまり自慢にはなりませんよ。さて、そちらのお名前をお尋ねしても?」
やはり金剛たちと同じく※大本営※に反応する少女たち。確かに大本営という名は有名だが主に陸軍が支流の筈…海軍である彼女たちが知っているのはやはり情報ベースが原因なのだろうか?それより一人絶対何も知らない奴がいただろ。
「じゃあ私から…特三型駆逐艦一番艦-暁(あかつき)よ。一人前のレディとして扱ってよね」
「…特三型駆逐艦二番艦の響(ひびき)だよ。よろしく」
「特三型駆逐艦三番艦の雷(いかずち)よ!よろしくね」
「特三型駆逐艦四番艦の電(いなずま)なのです!よろしくお願いしますなのです」
「こちらこそよろしくお願いします」
「…いきなりだが質問をいいかい?」
「私が答えられるものならお答えしますよ」
全員の自己紹介が終わり暁達が大本営について話し合っている中会話に参加していない響から質問の許可を求められる。拒否する必要はないので了承する。一応答えられる質問と
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