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陸軍兵士が誤って海軍鎮守府に移籍させられてしまったようです
艦隊船の擬人化‐艦隊娘?!
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の速さだから見える筈だよ?」とのこと。いや、あのゲームもそこそこ速いがあれと同じってことは俺でも見える筈なんだが…さっぱり見えない。その為殆ど予測しないと俺には弾丸を見分け躱すのは無理だ。てか、太鼓ゲームって覚えゲーだと思うんだが?
「そんなことはない。不意を突かれれば誰だって一瞬の遅れは出る。今回は実戦じゃなかったが次はないようにしろよ」
「うん、実戦だったら次はないからね…今度はちゃんと警戒するよ。それで暗闇の方は僕がいない間何やってたの〜?」
「俺は食堂の方で渡された書類に目を通していたんだが…金剛に声をかけられて、金剛の妹達と昼飯を食ってた」
「金剛ってあの風呂(ドック)にいた人だよね?それよりズルイよね〜。僕がいない間にお昼食べちゃってさ〜」
「悪かったよ。ただ金剛たちから聞いた話に少し妙な貸出兵の情報があったんだ」
「ん?妙な情報〜?」
「あぁ、どうも大尉の野郎通達もなしに俺達の実戦での動画を情報ベースに流していたらしい。金剛たちはいつも情報ベースは確認しているみたいで未だ動画は残っているらしい」
「…依頼元に被害は出てるの?」
「いや、映ってるのは俺とお前だけだ。音声も銃声や爆発音でかき消されてるのが救いだな」
俺が妙な情報と言ったのは貸出兵の宣伝を行う際俺達二人の同意を求めるよう契約している筈なのだが俺たちが知らない宣伝動画が流失しているということだ。まぁ、大尉の独断的な決定だろうが…後で残っている伝達用ドローンで確認の書類を送るか…
「そっか…口調が少し変わっちゃってるから音声が消えてるのは助かるね〜」
「そうだな。俺も戦闘中は口調が戻ってるしな…それが流れたら後々面倒くさいから助かった」
「そうだね〜。そう言えば今どこに向かってるの?」
「食堂だ。お前まだ昼飯食ってないだろ?」
「うん…まだ食べてないからお腹減った」
「ちょうど俺も珈琲(コーヒー)が飲みたくなったからな。ついでに「金剛ちゃんたちがいたら僕を紹介しようってことだね〜?」そういう事だ。長期間滞在するんだ。先に印象を良くしておくに越したことはないだろ?」
「うん。警戒されてたら居心地悪いしね〜」
にっと笑ってこちらを見る李悠に笑を返し先程歩いた廊下を歩く。もう少しで食堂だ。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「わぁ…女の子ばっかだね〜」
「書類を見て予想はしていたがここまで男女比率が可笑しいとはな…」
昼時の為か先程よりも席に着いている人が多い。だが、その誰もが女性ばかり、男性は一人もいない。書類にも男性らしき名前は見受けられなかったことからここにいる男性は俺、李悠、優、兄貴の計四
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