機動戦士ガンダムSEED編
第16話
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事で回避。そのままの勢いで胴体へ重斬刀を突き刺してもう一方のバクゥがいる方角へ投げつける!
バクゥは重斬刀から外れて飛んでいき、もう一方のバクゥのいる地点に衝突し爆発を起こして消え去った。
そのもう一機は投げつけられたバクゥをすんでのところで回避しこちらにレールガンを放ってきた。
後方に下がりながら、時に突撃機銃で迎撃しながら回避していくが、唐突に爆発音がストライクのいる方向から聞こえてきた。
咄嗟に確認してみるとそこにはさっきまで砂地に対応できずにいたストライクが縦横無尽に動きまわりバクゥが発射したミサイル群を右肩の120mm対艦砲で撃ち落としている光景が映し出された。
あれはキラの奴、OSを砂地に対応させるのに成功したか。さっきの爆発音はバクゥの数が一機減っているので原作と同じくバクゥをアグニで撃墜したんだろうな。
その時だ。アークエンジェルへ遠くから砲撃が飛んでいくのを視認したのは。
「レセップスの砲撃か…!」
すぐに迎撃を行いたいところだが、それを未だにこちらに向けての砲撃を続けるバクゥのせいでそれができそうにない。ちぃ、さっさと片付けなければ…!!
そうしている間にも刻一刻と砲撃はアークエンジェルに迫っている。アークエンジェルの方は砂漠から浮き上がり砲撃を回避しようとするが、回避するよりも砲撃が当たる方が早いだろう。
これは駄目かと思われたその時、ストライクがバクゥを砲撃がやってくる方角に弾き飛ばし、そのバクゥはやってきた砲撃の一部に着弾。派手に爆発を起こして消滅した。続けて残った砲撃を320mm超高インパルス砲「アグニ」を数回発射。アグニから放たれた数発のビームによって砲撃は見事消し飛ばされ事なきを得たのだった。
…あの動き、アークエンジェルの危機が鍵となって“SEED”が覚醒したか。仲間のピンチに秘められた力を覚醒させる辺りまさに主人公といったところか………。
だが、その活躍ぶりはいつまでも続かなかった。
『ストライクのパワー、危険域に入ります!』
ミリアリアの通信によりストライクのエネルギーが残り少ない事が告げられる。当然か、アグニはコロニーの外壁に巨大な穴を開けられる程の威力を誇る反面、エネルギーの消費量が並大抵ではない。恐らくOSを調整し終わる前にも何回か撃ったのだろう。ならエネルギー不足になってもおかしくはない。
「くっ、しつこいな!」
こちらに砲撃してくるバクゥは未だに健在だ。味方のやられ方を見て警戒しているのだろう。攻撃はしても常にこちらと一定の距離を保って近づいてこず、接近戦を仕掛けようにもすぐに後退して攻め倦ねている状態だ。キラの方もアグニが思うように使えずエネルギーも残り少ない状況でバクゥの相手をしている。本来ならここいらでレジ
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