暁 〜小説投稿サイト〜
遊戯王ARCーX 〜波瀾万丈、HERO使い少女の転生記〜
十六話 ー星の聖域、ですよー
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ドローする。

「いくぞ、僕のフィールドにモンスターが存在せず、相手のフィールドのみモンスターが存在している時、『セイクリッド・シェアト』は特殊召喚できる。こい、シェアト!」

星座の水瓶座が刻まれた瓶を持った少年が召喚される。
サイバー・ドラゴンと同じ召喚条件の割にレベル1、攻撃力は100と心許ないが、重要なのはそこではなく……

「『セイクリッド・グレディ』を召喚!そして効果発動!手札から『セイクリッド』モンスターを召喚する。僕は『セイクリッド・ポルクス』を召喚!さらにポルクスの効果発動!召喚成功したターンに『セイクリッド』モンスターを手札から特殊召喚する。僕は『セイクリッド・カウスト』を特殊召喚!」
「わー、めんどくさいですねー」

瞬く間に北斗のフィールドにモンスターが並ぶ。

「へぇ〜、北斗の奴いつも以上に張り切ってるじゃない」
「そりゃそうだろうよ。あの常闇 冥って奴今まで後行ワンキルやらしてんだろ?それに……」
「確か、北斗と同じエクシーズ使い……だったかしら?」
「ま、エクシーズ召喚コースの首席としては負けるわけにいかないんだろうぜ?」

そう言いながら視線を向けるのは、常闇 冥(デスガイド)である。
後行ワンターンオーバキルやら、エクシーズ召喚やら、良くも悪くも目立っていた。

「僕はカウストの効果発動!『セイクリッド』モンスター一体を対象にそのモンスターのレベルを1上げる事ができる。僕は『セイクリッド・グレディ』のレベルを1上げる!」

これでグレディのレベルは1上がり、レベルは5になる。

「さらに『セイクリッド・シェアト』の効果発動!自分フィールドに存在する『セイクリッド』モンスターと同じレベルにする。僕はグレディを選択し、シェアトのレベルは5となる」

これで北斗のフィールドには、レベル4と5が二体ずつ揃った事になる。

「僕はレベル5となった『セイクリッド・グレディ』と『セイクリッド・シェアト』でオーバレイ・ネットワークを構築!星々の光よ!今大地を震わせ降臨せよ!エクシーズ召喚!ランク5!『セイクリッド・プレアデス』!」
「早速プレアデスのお出ましか!」
「もうほぼ予定調和みたいなものだけどね……」

セイクリッドの代名詞、プレアデスがフィールドに召喚されると観客となっているLDSから勇ましい声援が響く。

「まずはそのリバースカードを取り除こうか。プレアデスの効果発動!オーバレイ・ユニットを一つ使い、フィールド上のカード一枚を手札に戻す。君のリバースカードを手札に戻してもらおうか?」

ヤケにキザったらしい台詞とともにプレアデスの剣から光が放たれる。

「おっと、チェーンです。リバースカード『マインド・クラッシュ』発動!
効果は知っていると思いますが
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