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もし俺がFate/Zeroの世界でランサーのマスターになった場合
第十九槍
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でして。
一言で言おう。無駄足だった
殺人鬼が死んだからか、キャスターはしばらく存命できたようだが、暫くすると消滅したようだ。
『ランサー。現状報告』
『キャスターが消滅いたしました。……白水殿が?』
『ああ。マスターの方を殺ってきた。そっちはどうなってる?』
『いえ、その……セイバーと再戦の約束を果たそうかと……』
どうやらキャスターが消え、邪魔物がいない今が好機とみたようだった。
だがそれは困る。
俺的にはあの聖杯問答やってもらって、アサシン全滅させてもらわないと困るのだ。
暗殺者めんどくさい
『すまんが、それはまた後日にしてもらえないか? 必ず再戦は果たさせてやるから』
『……御意』
『ほんと、マジでごめん』
念話を切り、やることもないためさぁ帰ろうと、回れ右
「ほう、こんなところでランサーのマスターに出くわすとは……奇遇だな」
言 峰 綺 礼 が あ ら わ れ た !!
「……え? なにそれ怖い」
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