九校戦編〈下〉
九校戦十日目(3)×最終戦からの対ドウター戦と後夜祭合同パーティーでのダンス
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巳と服部については俺が何とかするんでな。お前はアイツを頼む!」
『了解したよ。十文字会頭』
我はそこにいたゼットンを倒すべく、三高選手三人を念力で服部がいる場所まで飛ばしてから剣劇をした。会頭は持ち味の鉄壁ではなく、貸し出された剣のみで倒す姿を見た事で辰巳と服部はどこか新鮮な所を見たのだった。
レオ達がいる所は、全て屠ったのであとはコイツのみとなった事で重力を乗せた剣で一振り。ゼットンを屠った事で、対ドウター戦が終了となったのか次々と撤退していくIS部隊とオートマトン部隊。幹比古らは手薄であった観客席にて、古式魔法とエレメンタルにより防御魔法を展開していた。
スバルも行きたかったらしいが、跳躍や近接戦については余り得意そうではなかったしほのかも光系統のが得意であって攻撃魔法については不得意である。
「流石織斑印のデバイスだね。圧倒的な攻撃をしていたのに対して、守護結界から出れない生徒らにどう説明するのかな?僕らもホントは行きたかったんだけどね」
「しょうがないよスバル。一真さんからの指示だったんだし、私らは攻撃魔法を余り持ってないと言った方がいいかもしれない」
「非戦闘員である私には納得ですが、ほのかさんやスバルさんは不満のようですが実力とデバイスがないと最前線には行けませんからね。それに一部の者以外は通過出来ないようになっていますし、結界から出ようとしても精霊によって戻されてしまうようになっています」
「僕は今回守護役だけど、しょうがないと思うよ。まあここが手薄だから、任されたかもしれないけどね。今の内に対ドウター戦の戦い方を学ばせたかったんだと思う」
戦いが終わった後、会頭らが持つ剣を返還してから赤白龍神皇帝は立ち去ったと共に、観客席がある場所へと移動してきた赤白龍神皇帝が現れた事で観客らは圧倒的なオーラにて動きが止まっていた。
『我は対ドウター戦において、邪魔な者らを閉じ込めるために守護結界を張った。そして織斑一真によって調整されたオリジナルデバイスは、元々対ドウター戦において魔法師でも使えるようにしたモノだ。だからそれを持たない魔法師が邪魔だった為に出られないように処置をした事だが、普通の魔法師だと瞬殺だからだ。それでは我はそろそろ撤退するんで、さらばだ!』
赤白龍神皇帝が消えた場所は、ドウターが出現する前の状況となっていてそのまま大会は終了となった。それとファランクスについての説明不足の為、ここで説明するが四系統八種という全ての系統種類の障壁を不規則な順番で切り替えながら絶え間なく作り出し続ける高度な力任せとなる。十文字家の代名詞とも言える多重防壁魔法『ファランクス』は、人の目に触れる機会は少ない事を知っている俺でもある。
「あれは同時に全系統全種類の防壁を展開する必要性が無い
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