Another39 光を宿す子供
[1/2]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
空「太一、大輔君。2人が無事だったのは嬉しいけど。どうしてヒカリちゃんがここにいるの?確かヒカリちゃん、夏風邪でサマーキャンプ休んでたわよね?」
空は太一と大輔に何故、風邪でサマーキャンプを休んでいたはずのヒカリがデジタルワールドのいるのかという疑問を訪ねる。
太一「えっとな…ああ、何て説明すりゃいいのかな…」
大輔「エテモンを倒した後、俺とゴールドブイドラモン、太一さんとグレイモンがブラックホールに吸い込まれたのを覚えてますよね?」
空「ええ、それで行方不明になった大輔君達をずっと探してたのよ。」
太一「ああ、そうだよな。向こうじゃあ数十分でもこっちじゃあ、大分過ぎてんだもんな」
空「どういうこと?」
空は太一の、まるでデジタルワールド以外の世界にいたような発言に首を傾げた。
コロモン[僕達、太一達の世界に飛ばされたんだよ。]
ピョコモン[太一達の?ということは空のいた世界?]
ブイモン[そうだよ。運良く太一の家の近くに飛ばされてさ。そこに避難したらヒカリが選ばれし子供で、パートナーのプロットモン…ああ、こいつの成長期な。こいつがいたわけだよ]
コロモン[チキンライス美味しかった]
ピョコモン[いいなあ、私は焼き魚と木の実だったのに]
空「ヒカリちゃんも選ばれし子供だなんて…何て言えばいいのか分からないわ…」
太一「俺も正直信じられないんだよ。はっきり言ってさ。何でヒカリなんだよ…」
太一と空は困惑したようにヒカリを見つめる。
ヒカリも何と言えばいいのか分からないのか無言だ。
大輔「まあまあ。ヒカリちゃんのことは俺達がフォローすればいいじゃないですか。それにいいことだってあったじゃないですか。」
太一「え?あ、そうだ!!グレイモンがとうとう完全体に進化したんだ!!メタルグレイモンって言ってさ!!すげえ強いんだぜ!!エテモンとの戦いの時に進化出来てればもっと楽に倒せたのにな」
空「そんなに凄いの?」
太一「ああ、想像以上だよ」
ブイモン[スカルグレイモンに比べれば遥かに弱いけどな〜]
太一「それを言うなよ〜」
情けない声を出す太一に全員が笑う。
暗黒進化はパートナーを暴走させる進化であると同時に秘められた力を限界を超えて叩き出す進化であるとも言える。
つまりあの時スカルグレイモンが見せた出鱈目なパワーがアグモンが出せる本当の完全体としての力と言える。
あれだけのパワーを普通に出せるようになれば究極体に進化した時、どれだけ強くなるのか見当もつかない。
空「ふふ、そうそう。ピョコモンも完全体に進化したのよ」
太一「本当か?よかったじゃんか。」
これで完全体への進化が出来るようになったのは、太一、空、そして大
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ