第二十七話 白川中佐！鉄棒は逆上がり！！その十六
[8]前話 [2]次話
「そしてその後に自衛官の方々です」
「最後に我々ですね」
「その順番で」
「いや、待たれよ」
山田さんがここで二人に言って来た。
「私も残ります」
「残ってですか」
「誘導をしてくれますか」
「左様、外道達の卑劣な置き土産に対します」
その外道達が誰かは言うまでもない。
「共に」
「かたじけないです、それでは」
「急ぎましょう」
「皆様、急がれよ」
山田さんはまずは子供達に言った。
「建物の中に」
「我々も誘導にあたります」
避難のとだ、梨田空将補も瞬に申し出た。
「ここはお任せ下さい」
「では校長も」
「はい、急ぎましょう」
こうしてだった、心ある者達の的確な誘導によってだった。
皆烏達の糞害が来る前に建物の中に避難出来人間の被害はなかった、しかし航空自衛隊幹部候補生学校の敷地内は全て烏達の糞害で汚れてしまった、その後の掃除が大変で。
瞬は日帝衆の兵士達と共に清掃をしつつだ、自ら水と洗剤を撒きブラシを使っている西郷に対して言った。
「これにめげずに」
「戦ってくれるでごわすな」
「この様な汚い真似をする者達に負けてはなりません」
まさに文字通り汚い。
「私は戦います」
「期待していもっそ」
掃除をしつつ語り合う二人だった、日帝衆の戦いはまだ続く。だが戦え日帝衆、負けるな日帝衆！次回も君達は活躍する！
第二十七話 完
２０１５・４・８
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
[7]小説案内ﾍﾟｰｼﾞ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿ｻｲﾄ〜
利用規約/ﾌﾟﾗｲﾊﾞｼｰﾎﾟﾘｼｰ
利用ﾏﾆｭｱﾙ/ﾍﾙﾌﾟ/ｶﾞｲﾄﾞﾗｲﾝ
お問い合わせ
2024 肥前のﾎﾟﾁ
しおりを解除