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Fate/staynight/the/crossovermoment
あの星を眺め、真実の扉を開いた者達
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超えた動きを見せつつセイバーは聖剣の鞘を構えた。
「聖剣の鞘・・・・・・私の聖剣は変わり者でね。
鞘を嫌ってるんだ。人間で例えるなら寝床様な物なのに……まぁ、そんな訳で僕は羨ましい」
「だからさ、その鞘頂戴」
そのアーサー王は変わり者だった。
自身を私、僕、俺、様々な言葉で自分を例え。
様々な聖剣で戦場を制した。
聖杯戦争の理を破る者…………アーサー王は一人じゃない。
複数の伝説、複数の人物から創られた架空の存在。
なら、聖杯戦争で複数のアーサー王が剣を交えても何ら不思議とは言えない。
召喚を許されたアーサー王。
召喚を禁じられたアーサー王。
そのスペック差は圧倒的で、端から勝負にならない。
抗っても嘆いても結果は変わらない。変わるのは聖剣同時の衝突で現れた魔力の磁場のみ。
女騎士のセイバーは最強の騎士だ。
なら、突如召喚された謎のアーサー王は?
「貴様、何を媒体にした?」
師匠…………俺は………………聖杯戦争を終わらせたいだけなんだ。
「斬叶、お前のサーヴァントの宝具…………それは聖剣《エクスカリバー》だ。
何故、アーサー王の証をアーサー王の象徴をアイツは持ってるんだ?」
「そんなの簡単な事だよ」
圧倒的な力でセイバーの聖剣を振り抜いた。
聖剣同士の衝突…………同ランク同時同士の宝具での戦闘。
一振り一振りは爆弾その物、風を経ち、闇を照らす聖剣の輝きは王たる所以を剣で語り合っていた。
同一人物同士の剣術―――アーサー王は有利だった。
アーサー王は不利だった。
体は剣で出来ている
I am the bone of my sword.
「師匠……?」
血潮は鉄で心は硝子
Steel is my body,and fire is my blood.
幾たびの戦場を越えて不敗
I have created over a thousand blades.
「ほぅ、これは」
ただ一度の敗走もなく、
Unaware of loss.
ただ一度の勝利もなし
Nor aware of gain.
担い手はここに独り
Withstood pain to create weapons,
剣の丘で鉄を鍛つ
waiting for one's arrival.
ならば我が生涯に意味は不要ず
I have no regrets.This is the only path.
この体は、
My whole life was
無限の剣で出来ていた
"unlimited blade works"
「まさか
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