吉原炎上編
十三訓
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消えやしねえ・・・・もう誰の火も。」
銀時は少し離れた木刀を拾う。
銀時「たとえ、ろうそくの火だろうと、集まれば闇も照らせる。たとえ消されようと、一本でも残ってればまた灯せる!お前に俺の火は消せねえよ。俺にはとっておきの火種があるんだよ。絶対に消えねえ、最高の火種が!何度火を消されようとそいつらがいれば、何度でも燃え上がる!」
その時だった。吉原の天井が開き、銀時のうしろから陽の光が差し込む。
鳳仙「なんだ、この光はぁ!」
夜兎の特徴は陽に弱いこと。しかも鳳仙は長年地上には出ていなかったので、陽の光への耐性は皆無に等しい。鳳仙の身体がどんどん干からびていく。
鳳仙「ぐあぁ!」
銀時「俺たちの火は、お前なんぞに消せやしねえ!」
銀時は鳳仙に向かって駆け出す。そして
銀時「これで・・・・終めえだぁぁぁ!!」
銀時は木刀で鳳仙を吹っ飛ばし外へと放り出した。
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