吉原炎上編
十三訓
[2/3]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
銀時「確かに俺は地球の住民だ。だが、今の俺は人じゃねえ・・・・」
二人の傘と刀が交える。一瞬互角に見えたが、すぐに銀時が押し返す。
神威(なんだ、あの黒い力は?あれが現れてから、ありえないほど身体能力が上昇している。夜王を凌駕するほどに・・・・・これはいいものを見つけたな。決めた・・・あいつは僕の獲物だ。)
銀時「どうした?そんなもんかよ、夜兎の力ってのは?」
鳳仙「この言わせておけば!」
鳳仙は銀時に向かって横薙ぎで振り回す。しかし銀時はそれを悠々とかわす。しかし
ドン
銀時(やべっ!おしろ壁だった!」
銀時は鳳仙に首を掴まれる。鳳仙は傘を振り上げた。
鳳仙「これで終いだ!」
鳳仙が振り下ろそうとしたその時だった。
鳳仙「くあっ!」
鳳仙の銀時を掴みあげているほうの腕に衝撃が走る。その隙に銀時は鳳仙から離れる。
鳳仙「何をした、貴様・・・」
銀時「さあ?何のことだいそりゃ?」
これは対熱放射というゴジラの技だ。核エネルギーを熱線として放たず、全身から放出する技だ。
銀時「「ズキィッ!」ぐっ(やべえな。いくら力を手に入れてコントロールできてもそれをつかう身体が耐えられねえ。このままじゃやばい。早くかたつけねえと。)これで
終わりにする!」
銀時が鳳仙に掌を向けた。そこに銀時の持つエネルギーが集まる。
銀時「これで眠りやがれぇぇえ!!」
銀時から熱線が放たれた鳳仙は傘を盾にするが直ぐに吹き飛ばされてしまう。
ドガアアアアアアン!!!
辺り一面爆発により煙に包まれる。晴れた時には鳳仙の姿はなかった。
百華「やったのか?」
百華「やった!これで鳳仙は消えた。」
百華「私らは自由だぁ!」
ワーワー!ワーワー!
百華のみんなは喜びに満ちていた。今まで自分たちを縛ってた鎖がなくなったのだから。
しかし
銀時「!まだだぁ!」
月詠に向かって傘の残骸が飛んでいく。だが、そこに銀時が間に割って入る。
銀時「ぐおっ!」
銀時の腹に傘が刺さる。
月詠「ぎ、銀時ぃ!しっかりしなんし!」
銀時「大丈夫だよ、こんぐらい。」
銀時は刺さった傘を引き抜く。
鳳仙「まさか、こんな力を隠し持っていたとは・・・・・貴様は一体何者じゃ?」
銀時「(外したか。)地球人だぜ、れっきとした。」
鳳仙「まあいい・・・だが、そこまでのようだな。息がきれているぞ?凄まじい力だが体力の消費が激しいようだな、それは。」
銀時「ちっ・・・お見通しってことかよ。」
鳳仙「そんな状態では、もうさっきのようには動けん、もう終わりだ。これでここにいるやつらの火も消える。」
銀時「
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ